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2011年01月10日(月) 「ダンガンロンパ」のこと

 今日は「ダンガンロンパ」をプレイ。

 あらゆる分野のエリートが集う私立希望ヶ峰学園に、何故か入学してしまった平凡な主人公。しかし、入学早々他の入学生と共に学園内に隔離されてしまう。ここから”卒業”するには、他の生徒を殺害し、かつその犯行がばれないこと。それが出来なければ、生涯をその学園内で過ごすことなる。
 という、過酷な状況に追い込まれた主人公達が繰り広げるサスペンスアドベンチャー。閉じ込められ、一方的に規則を押し付けられ、徐々に処刑されていくという展開は、映画の「SAW」を彷彿させるものがある。この作品も「SAW」同様かなりえげつない内容である。
 ゲーム自体は、学園内の探索と、学園裁判の2つに分けられる。探索は、日常生活で他の生徒と交流を深めたり、殺人事件が起きたときに捜査を行うもので、3Dのマップ内を移動してイベントを進めていくごく普通のものである。
 一方の学園裁判がこの作品の最大の特徴。生徒全員が一同に集まり、誰が犯人かを推理していく。このときの様子は、テキストウィンドウで進むこともあるのだが、ノンストップ議論というモードでは実際にその台詞が画面内を飛び交う。ここで、間違った発言や自分を不利な状況に陥れる発言に照準を合わせ、調査や証拠に基づく発言を”撃つ”ことで”論破”していき、結論を正しい方向に導いていくのが主人公の役目となる。この様子が、論破したことを視覚的に派手に演出するもので、実に気持ちが良い。これ以外にも、議論や会話を視覚化したアクションがふんだんに盛り込まれ、単なるメッセージウィンドウでのやりとりでは味わえない緊迫感や臨場感が楽しめる内容となっている。
 そして、学園裁判で出た結論が合っていたら(=犯人が特定できたら)、犯人が処刑され、間違っていたら犯人は”卒業”できてそれ以外は全員処刑という、非常に残酷で無慈悲な結末が待ち受けている。これを繰り返して物語が進んでいく。

 現在、1章を終えたところ。まだ序盤であり、主人公達はこの状況に翻弄されるばかり。はたしてここからどう反撃するのか?それとも翻弄されたまま誰かが”卒業”するのか?何より、このような状況を作り出した黒幕の意図は?今後の展開が実に楽しみであり、暫く同人ゲームはお休みしてこちらに没頭するつもり。

 2章終了。この物語の手の込みようはさすがコンシューマ。あと、いくつかコマの空いている漫画に、正しい流れになるようにコマを埋めていくクライマックス推理が見た目的に面白いので気に入った。結構難しいけど。


氷室 万寿 |MAIL
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