雪さんすきすき日記
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2010年09月13日(月) |
「Another Apocalypse」のこと |
今週を乗り切れば…。
と、へろへろになって帰宅して選んだゲームは「Another Apocalypse」(Mercenary)。体験版で大いに気に入った作品なのだが、いろいろあって(というか、アクションを優先していたので)後回しになってしまった。
この作品は、宇宙の調整者であるアポカリさん(本名:アポカリプス・ラグナロク・ハルマゲドン)を操作して太陽系に攻め込み、進化しすぎた人類を殲滅するのが目的の縦STG。 一般的なSTGの操作であるショットとボム、低速移動の他に、チャージショットと呼ばれる攻撃が特徴。これは、強力な攻撃力に加えて敵弾を消去(一部例外あり)する持続性のあるショットで、STGとしては結構反則的な能力を有する。ただし、撃つことでチャージゲージを消費するので無尽蔵に撃てるわけではなく、無敵にはならず敵の体当りは防ぐことができないという弱点もある。チャージショットにはシールドタイプとレーザータイプの2種類を選択できる。どちらも攻撃力や攻撃範囲等で一長一短があるが、最初は素直にシールドタイプを使うのが吉かと。 で、こんな強力な武装を前に敵である人類はどう対処してくるのかというと、至極単純に数で攻めてくる。敵兵器単体の攻撃力は微弱なものの耐久力はそこそこあって、纏まった数がボスまでの道中途切れなく波状攻撃を仕掛けてくるので、さすがのアポカリさんもショットだけでは容赦ない攻撃の中徐々に押されていってしまう。しかし、前述のチャージショットを活用すれば硬い敵でも難なく倒せるし、激しい攻撃も無効化できるので、それら押し寄せる敵を蹴散らして道を切り開くことができる。敵を倒したときの効果音と併せて、この感覚が実に気持ちよい。また、前述のチャージショットの弱点のおかげで適度な緊張感が保てるのも良い感じである。 さて、縦STGということで面の終わりにはボスが居るわけだが、これが笑ってしまうほどに初見殺しが目白押し。引っ掛かる攻撃は数多いと思うが、複雑なものは少ないので対処は結構容易に見当が付くかと(5面ボスのじじいは中々の曲者だが)。それに、自機はチャージショットという強力な武装を有しているので、この程度で文句を言ってはアポカリさんの名が廃るというもの。攻撃を見切って、力でねじ伏せてあげよう。
人類殲滅ということで物語は殺伐としていると思いきや、アポカリさんが暢気で飄々とした性格なのでそんなものとは縁遠い内容となっている。また、対する人類の代表的な存在であるボスの搭乗者もどこか癖のある連中で、会話を見ているとプレイしている方も毒気が抜かれてしまうような感じである。とはいえ、後半になるとアポカリさんもちょっと真面目になってきて、雰囲気も引き締まってくるのだが。
道中、ボス共に激しい攻撃をチャージショットでねじ伏せて突き進むという攻めの感覚がとても楽しい作品である。この感覚は、受身のシステムでは決して味わうことができないかと。一部の敵弾が見難いとか、見た目がちょっと垢抜けないところもあるものの、この面白さは最近では中々見られないので結構新鮮ではないかと思われる。また、密かに良い曲が多いのもお勧めできる点だったりする。なお、サイトに4面までプレイできる体験版が公開されている。
シールドタイプでプレイしたところ、Normalをコンティニュー1回使ってクリアできた。力と力のぶつかり合いという単純な構図の展開が多いせいか、ミスをしても不思議と嫌な気持ちにならなかったし、ボスの初見殺しに引っ掛かっても笑って済んでしまった。そして、プレイ後はエンディングの内容のせいもあってとても清々しい気持ちになれた。恐らく、作中のアポカリさんも同じような気持ちで戦っていたのかと思ったり。 というわけで、次はノーコンティニュークリアを目指そう。
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