雪さんすきすき日記
リサイクル戦術シミュレーション『リサイクルプリンセス』 倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
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2009年10月12日(月) 続・休日のこと

 というわけで、連休後半は専ら斎場へ。

 帰宅後、「Arcanum Echo」(Alouette-Ciel)をプレイ。4Gamers.netでも紹介されているので、既にご存知の方も多い作品かと。
 プレイヤーは魔法の欠片である「アルカナ」を使役できる3人の「アルカナム」を操作して、「アルカナ」を巡る争いに立ち向かうという横スクロールSTG。「アルカナ」とあるように、タロットカードが作品の主題の一つとなっている。

 システムの特徴は、近接攻撃であるクロスレンジ攻撃。単に攻撃力が高いだけでなく、ショットが効かないチャージ状態となった敵に効果的にダメージを与えたり動きを止めることができる。ただし、連発はできない。道中は通常の敵とチャージ状態の敵が入り混じって出てくるので、上手く使い分ける必要がある。また、チャージ状態の敵にクロスレンジ攻撃を当てていくとコンボとなり、スコアが稼げたりコンボを一定数繋げると体力を回復できたりするという効果が現れる。どうやら、既存のシステムを題材としているようだが、残念ながらそれが何かが私には分からなかった。その他、左右への攻撃の撃ち分けもできる。「セクションZ」のように(何故素直に「デススマイルズ」と言わないのか)。

 で、このクロスレンジ攻撃が中々気持ちが良い。固まって出てきたチャージ状態の敵にタイミング良くクロスレンジ攻撃を当てていくと面白いように敵が倒れていくし、大きな敵やボスも動きを止めた後は攻撃が当て放題となる(ボスは動きが止まっても攻撃は続けてくるので注意が必要だが)。ただし、クロスレンジ攻撃を外すと攻撃の隙ができて体当たりを喰らったりしてしまうので、きちんと狙っていく必要はある。この辺りの適度な緊張感も良い感じである。

 キャラは性能の異なる3人の中から選べるのだが、一通りプレイしてみて最も楽だったのはしっぽ、もといエレクシア。ショットは弱いものの、強力なクロスレンジ攻撃と移動速度の速さでそれを補うことができる。ラピスはショットが拡散してしまう上にクロスレンジ攻撃の範囲が狭くて当てにくく、クロスレンジ攻撃が攻略の鍵となるこの作品では難しい方になるかと。トレーズはショット、クロスレンジ攻撃共使いやすく、溜め撃ちには癖があるものの使いこなせれば非常に頼りになる。と、一見エレクシアより強そうに見えるのだが、防御力が低いのが弱点。ただし、ボムで体力回復ができるので、それを併用していけば進みやすくなるかと。

 難易度は結構手応えがあり、恥ずかしながら一番簡単な難易度でもエレクシアでしかクリアできていない状態。普通の難易度では今のところ全然歯が立たない。とりあえず、一番簡単な難易度でシステムに十分慣れる必要がありそうである。あと、敵弾はいわゆる弾幕系というほどではないが、何分一番簡単な難易度しかプレイしていないのでこの辺りは何とも言えない。低速移動があるし、作品紹介にも弾幕と明記されているので、高難易度では結構密度が高くなるかも…。

 あと、所謂実績システムもあるのだが、これがちょっと変わっていて、「小アルカナ」と呼ばれるアイテムを規定数量取得すると実績が解除されるようになっている。アイテム数は条件によって出現数が一定のものもあれば、プレイ内容に応じて変化するものもある。例えば、プレイ時間などは条件を満たせば規定量の小アルカナが出現して即解除となるが、ボスを倒したときに得られる小アルカナは、高難易度、被ダメージが少ない、ボムを使わなかったなどのいわゆる上手なプレイをするほど小アルカナが多く出て、それだけ早く実績が解除できるという感じである。ちなみに、実績の数は小アルカナの数にちなんで56となっており、挑戦し甲斐があるかと。

 演出は比較的地味だが、内容は堅実な感じであった。システムにやや特徴があるので、興味のある方はとりあえず公式サイトにある体験版で確認してはいかがかと。


氷室 万寿 |MAIL
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