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2009年10月07日(水) 続・「あさくら!2」のこと

 今月は機器の定期点検の月。明けても暮れても、今日も明日も明後日も、延々とサンプリングポンプやガスメーターの点検が続く。まあ、嫌いではないのでいいのだが。

 「あさくら!2」クリア。全体的にはかなり楽しめた。やはり、前作での不満点がいろいろと解消されて、快適にプレイできたのが大きいかと。

 まず、マップについては前作のただ広いだけで起伏の無い退屈な内容が大幅に改善された。そもそも、前作は同一マップ内において上下の広がりが極めて乏しく、それでいて何画面も横に広がっているものだから、平坦な道中を延々と進むということで退屈さを感じていた。それが、今作では上下の広がりが出てジャンプアクションを駆使する場面も多くなったので、アクションゲームの楽しさの基本である「キャラを操作する」ことをより楽しむことができるようになったのである。また、マップ座標の表示など細かい気配りも嬉しいところ。これを活用することで、例えばマップの全体像を予測したり、取り損ねた宝箱の記録が容易になるなど、その恩恵は極めて大きい。
 そして、移動についてもダッシュが付いたことで、さらに快適に行動できるようになった。とはいえ、ダッシュはMPを使用するので、あまり乱用するといざというときに敵が攻撃できなくなって窮地に陥るようなこともある。一通りクリアしてみて、ダッシュはMP消費が無くても良いと思ったのだが、このように攻撃とのバランスを取るためであれば理解できなくもない。この辺りはゲームデザインに関わる部分なので、なかなか難しいところではあるが。
 その他、迷宮内でのセーブポイントの設置や迷宮へのショートカットの条件緩和など、プレイヤーの負担を少なくする変更点も嬉しいところである。

 さて、10/4の日記に書いた、その時点での改善点を上回る疑問であるが、第2の迷宮の視界についてである。ここは暗くて視界が悪いという設定なのだが、視界を広げるアイテムを取るまでは自機の周り1キャラしか視界が無いのである。当然、突っ込んでくる敵には対処できないし、マップの構造も把握するのは難しい。これにはかなり鬱憤が溜まった(特に敵への対処について)。また、視界を広げるアイテムの場所もかなり込み入ったところなので、これについて製作者はプレイヤーに何をさせたいのか理解しかねるところがあり、製作者が突っ込んでくる敵に翻弄されながらアイテムを探して延々とマップを彷徨う姿を想像して楽しんでいるのではないかと邪推をするほどである。ちなみに、視界を広げるアイテムを取った後は適度な緊張感があり、マップの構造も把握しやすく楽しめたので、最初からこの視界でも良かったのではなかろうかと思った次第である。

 結局のところ、この作品は前作よりは大分一般向けにはなっているものの、それでも決してジャンプアクション初心者向きでは無いということなのであろう。この手の作品のお約束をある程度理解している人なら迷宮探索を存分に楽しめるかと思うが、やはり万人にお勧めできるとはちょっと言えないのであった。

 で、クリアしたら総合スコアが出たのだが、さすがにやり込むつもりはないので、このゲームはこれで一段落とする。

 「紅魔城伝説」(Frontier Aja)のアップデートパッチ1.04が公開。難易度の追加が主な変更点のようである。なお、このパッチはVer.1.00のみ適応ということで、今までのような上書きでのアップデートでは無いことに注意。今までのアップデートパッチを適応した場合にはアンインストールやフォルダの削除などを行う必要があるので、方法をよく読んで対応するようにして欲しい。


氷室 万寿 |MAIL
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