雪さんすきすき日記
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2008年10月02日(木) |
「PriZhm」のこと |
今日はミスがミスを呼び次回に続くといった感じでぐったり。
あまりにもぐったりなので、今日は「東方スプリンターセル」はお休み。代わりに「PriZhm」(RezetiA)体験版をプレイしたところ、好感触だったので紹介することにした。
「PriZhm」は横スクロールSTG。自機の攻撃は高速ショットが拡散、低速ショットがレーザーで、見た目やオーラ撃ちができる辺り「怒首領蜂」を意識しているものと思われる。後はボムもあって、この辺りは一般的なSTGと何ら変わりはない。 最大の特徴は「エレメントシステム」と呼ばれるシステム。画面下にエレメントメーターというメーターがあり、このメーターが上がると一時的に攻撃力が増大する。メーターを上げる条件は、自機の色に対応した特定の弾にかすることと、同じく自機の色に対応したアイテムを取ることの2つで、何もしないとメーターは減っていく。ただし、高い攻撃力が得られるからといって、いつまでもかすり続けてメーターを上げていると、ついにはメーターが振り切れてしまい自機が爆発してミスになってしまう。何ともハイリスクハイリターンなシステムなのである(アイテムによる上昇ではメーターが振り切れてもミスにならない親切設計)。 また、低速移動時にボムを撃つとオーバーチャージボムとなり、この間はショットボタンを押し続けるとエレメントメーターを上限以上に増加させることができる。ただし、これまた調子に乗っていつまでもショットボタンを押し続けているとある所で自機が爆発してミスになってしまう。何事も程々にということであろう。 そして、このエレメントメーターとコンボにより増えるコンボメーターの量で敵を倒したときに得られるスコアが変化する。したがって、ミスをしない程度にエレメントメーターを維持するのが高得点へと繋がるわけである。 ぱっと見た感じではミスに繋がる条件が厳しくて大変そうに思われるかもしれないが(実際私がそうだった)、プレイしているとそれほどでもなく、程よい緊張感が新鮮に感じられた。また、終末的な背景や物悲しげな音楽、少女である自機と敵の機械兵器群など、物語的にも非常に気になるところである。特に、2面の夕暮れの廃墟を飛ぶ場面は「メタルブラック」を彷彿させるものがあり、物語性の高さを期待させる。 さらに、「Zillion Beatz」で話題になった「BEAT MACHINE MODE」も健在。これはボスの弾幕観賞モードなのだが、このゲームのボスは音楽に合わせて攻撃をしてくるのである。高難易度ほどその同調具合が激しくなり、その様子はまるで音ゲー。百聞は一見にしかずということで、先ずは見て欲しい。そして、笑って欲しい(笑)。
というわけで、見た目は地味だが緊張感を生むシステムと手堅い作りで完成度の高さが期待される作品であった。10月18日から委託開始とのことなので、完成版を心待ちにしたい。 また、過去の2作品もやはり見た目は地味なもののいろいろと面白い試みをしているので、是非とも多くの方にプレイして欲しいと思う(個人的にはやはりアクションゲームである「VampireCastle」を特に)。あと、実はこのサークルの作品は音楽が良かったりするので、その点でも注目である。
そういえば、「Zillion Beatz」はプレイする機会を逸してしまって体験版止まりだった。完成版ではパッチで難易度も調整されているようなので、何とかしなければ。
「TWAIN」のスコアトライアルのプレイヤーの方々がリプレイを公開しているが、御刀姉妹以外のキャラは未クリアであり見てもその凄さが分からないので封印中。
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