雪さんすきすき日記
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2008年06月21日(土) 休日のこと

 おなかいたい…

 夜になって、漸く腹痛が治まった。やれやれ。
 あまり時間も無いので、インディーズの小部屋で紹介されていた「Another Bound Neo」(Crystal light stage)を終わらせる。
 このゲームは、廃宇宙コロニーを舞台にしたFPS。調査の依頼を受けて主人公が乗り込んだ廃宇宙コロニーは異形の生物の巣窟と化していた。さらに、廃棄された場所に居るはずの無い人物から、このコロニーの真の姿が明らかにされる。こうして、窮地に追い込まれた主人公達の脱出劇が始まる…という展開。
 同人ソフトでFPSというだけでも驚きだが、その上音楽以外全て一人で作り上げており、動作エンジンも既存のものを使用せずHSPで構築したというのだから仰天せざるを得ない。さらに、技術面が凄いだけでなくゲーム的にもバランス、演出共にしっかりした作りになっている。市販の作品に比べると作品の規模は小さいもののその分密度は高く、プレイヤーの行動も敵との戦闘からジャンプアクション、スニーキングアクション、パズル的なものまで多岐にわたっており、FPSの楽しさが凝縮された作品といっても過言ではないかもしれない。中でも、4体目のボス戦の楽しさは絶品。戦場の視界は極めて悪く、どこから現れるか分からない敵に対して先ずはより有利な位置取りをしてより広い視界を確保する。その上で精神を集中し、視界に動くものが現れた途端ありったけの弾を撃ち込み即座に敵の反撃をかわす。この臨場感はFPS以外で再現しろと言われたら到底不可能と思えるほど。また、左利き用マウス設定や、3D酔いしにくい画面設計などの細かい配慮も嬉しいところである。
 ただ、最後の最後になって今までと全く異なった操作をヒント無しで要求されるのはかなり萎えた。まあ、演出としては分からないでもないが、そこまでしてクリアさせたくないかという気持ちに正直なったので。ただ、この点については公式サイトにヒントが掲載されているので(「パラシュートの開き方がわかりません!」の項目)、予め目を通しておくのが吉かと。
 という感じで、ゲームの規模的にFPS上級者には物足りないかもしれないが、初心者には基本的なFPSとして特にお勧めの作品かと思われる。
 そういえば、何故かプレイ中に「D'」(テクノソフト)を思い出した。こちらは宇宙船が舞台だが。


氷室 万寿 |MAIL
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