雪さんすきすき日記
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| 2006年08月18日(金) |
「キラークイーン」のこと(ネタバレあり) |
昨日の日記で「キラークイーン」(FLAT)の感想を書いたのだが、プレイ直後に加えて午前3時だったこともあり全然まとまっていないので、少しでも良くするべく昨日の感想を消去して書き直してみる。また、開き直ってネタバレありにしてしまった。
6時間ほどかけて一気に読み進めたが、とにかく面白かった。初期シナリオは、前半こそ設定どおりのバトルロワイヤル的な展開で進んでいくのだが、ある時を境に舞台が、敵が、目的が、物語の展開が大きく変わるのである。バトルロワイヤルな部分はいわば導入部であり、体験版では到達しなかったここからが正にこの作品の本当の始まりとさえ思った次第。今までは防戦一辺倒で何とも煮え切らない主人公が、ここから一転して機転を利かせ事態を打破していく様は痛快の一言に尽きる。また、終盤に主人公とヒロインの性的描写があるのだが、取ってつけたようなVNとはまるで違う必然性に納得。 あと、初期シナリオの後半、物語の転機となる場面でヒロイン役の声優さんの熱演があるのだが、凄い迫力とBGMが相まって涙腺が緩みまくり。この破壊力は「エタメロ」のティナの涙声に匹敵する(笑)。改めて声の影響力の大きさを思い知らされた。 クリア後にもう一つのシナリオが選べるのだが、これは初期条件がヒロインを除いて全く同じという内容。もう一人のヒロインに先に出会っていたらという平行世界の物語である。こちらは初期シナリオに比べるとサスペンス色が極めて濃いが、内容としてはややおとなしめ。 ただ、トランプを模したPDAという設定の為、登場人物が13人必要となるところに内容が引きずられている部分が見られた。正直なところ、物語自体は13人居なくても成立する(初期シナリオでは一度も顔を合わせない人物も居るくらいだし)ので、折角の設定が不完全燃焼な登場人物が居るのも確か。この辺りは公式の掲示板で追加シナリオとして補って欲しいという意見が多数寄せられていた。 そんな感じで、夏コミのVNで一番の期待作だったのだが、期待を遥かに上回る内容で大満足。個人的に、ここ最近プレイしたVNの中では最高の部類に入る作品であった。
「ドレッドロック」(チームグリグリ)をプレイ。システム的には「角田さんだ〜」とかなり近い。確か開発は「ドレッドロック」の方が先だったはずなので、「ドレッドロック」のシステムを「角田さんだ〜」に流用したものと思われる。 とりあえずNORMALをノーコンティニュークリアしたのだが、敵の配置が嫌らしいのと、自機の機動性(特にジャンプ)が意外と低いため、難易度の高さは「角田さんだ〜」の比ではなかった。しかも、最初の頃はバレットショットの存在を知らなかったので、更に苦労した。マニュアルはきちんと読みましょう。 それにしても、ラスボスの第二段階はノーダメージで倒せるのであろうか。突進がどうしても避けられない。
「チェルシーさんは7の魔人をブッ殺さねばならない。」は現在パッチ待ち。最悪パッチでセーブデータの互換性が無くなる可能性もあるので。
「図書館列車」(活動漫画屋)をプレイ。夏コミのVNは、今後委託で購入する予定のものを除いてこれが最後。 9つの短編からなるVN。列車内で勝手に図書館を開いている司書が乗っている「図書館列車」を中心に繰り広げられる、主人公とその周りの人々の等身大の物語。主人公は高校生なので、この歳にでこういう話を読むと懐かしい気持ちが真っ先に来る(笑)。派手さも無く、ちょっと短いけど、最後を締めるには相応しい落ち着いた作品であった。
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