雪さんすきすき日記
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2005年06月29日(水) 「ラジオキャロライン」のこと

 一連のトラブルによる精神的疲労から未だ抜け切れていないので、激しいゲームをプレイすることは困難であると判断し、積んであるVNの中から「ラジオキャロライン」(御茶ノ水電子製作所)を引っ張り出してプレイ。

 舞台は60年代のイングランド。とある少女との短く切ない旅の記憶を綴った物語。途中に起伏はあれど全体的に落ち着いた雰囲気の中で物語が進んでいき、今の精神状態には丁度良い作品であった。舞台背景を知っていれば、さらに洒落た雰囲気を楽しめたのかもしれないが。イングランド北東部の地名とか出ても、スカボロー以外はさっぱり分からないし…。
 プレイ時間は2時間程度。派手な演出や物語の二転三転は無いが、「そのとき彼女は確かにそこに居た」と思える説得力のある作品であった。皆が幸せになって大団円、ではない結末に少し感傷的な気分になるが、決して悲しむための話では無い。それは彼女の望むところではないから。
 ちなみにシステムはFlashで作成されており、背景が動くのはVNとしては珍しいかも。ただ、街並みが流れたり雲が流れる程度であり、過大な期待は禁物。


氷室 万寿 |MAIL
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