雪さんすきすき日記
リサイクル戦術シミュレーション『リサイクルプリンセス』 倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
DiaryINDEXpastwill
「ときのあくま」攻略はこちら  「東方戰騎譚」エキスパート攻略はこちら  考察のようなものはこちら
自己紹介はこちら  リプレイはこちら  動画はこちら(完成版体験版)  Twitterはこちら


2004年07月27日(火) 出張のこと

 今日は神戸へ出張。片道5時間の道中、退屈凌ぎに本は必須。

 というわけで、今日の道連れは…「マリア様がみてる」。はい、遂に手を出してしまいました〜。とりあえず「マリア様がみてる」「黄薔薇革命」の2冊を読み終えたのだが、激しく萌えるとかそういうのはなく、学園物のライトノベルとして普通に楽しめた。ただ、抱きしめたり、肩を抱いたり、頭をなでたりというスキンシップの描写に独特の柔らかさが感じられ、なるほどこれは萌える要素になると思った次第。

 そしてもう1冊、ブルーバックスの「真空とはなんだろう」。この本は凄かった。真空とは実は何も無い状態ではなくエネルギーに満ちた場であるということでも相当な驚きであったが、真空という場の特性を探っていくと、大統一理論にまで辿り着いてしまうことに更に驚いた。全く、本からこれだけの驚きを与えらられたのは本当に久しぶりである。
 それにしても、量子力学は理論の打ち立て方が大胆というか何というか。御都合主義のような理論でもきちんと整合性を持たせてしまい、挙句の果てにそれでノーベル賞までもらってしまうのだから、これまた驚きである。
 あと、「サイヴァリア」のボスの名称がいくつか出ているので、元ネタが知りたい人にもお勧め(笑)。
 ああ、何かこう、自然科学に興味が無い人でも是非読んでみたいという気にさせるような文章を書きたいのだが。とりあえず、自然科学に興味のある人には是非とも読んで欲しい。

 Cradle - 東方幻樂祀典 -の試聴曲を聴いてみたのだが、どうも違和感がある。例えばPopKornのアレンジアルバムに見られるような、曲から感じられる「東方」が希薄なのである。
 と書いてみて何となく分かった。「東方」の曲は「東方」の世界と切っても切れないものであることから、アレンジャーの「東方」に対する世界観が如実に現れてしまうのではなかろうか。したがって、アレンジャーの技量やカラーだけに依るアレンジでは「仏作って魂入れず」なものになってしまう。
 何やら非常に保守的な意見になってしまったが、単に自分と各アレンジャーの「東方」の世界観が異なるだけということも十分にあり得るので、これだけで評価を下すのは短絡的であるといえよう。何より、「東方妖々夢」の例大祭仕様の曲が収録されているとなれば、購入しないわけにはいかない。


氷室 万寿 |MAIL
DiaryINDEXpastwill