雪さんすきすき日記
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2004年04月04日(日) 「東方」のこと

 激しく音速が遅いが、無限旋律にて紹介されていた4/3発言について思うところを。

 東方がSTG以外のジャンルにも広がっているという今の流れは至極当然なものであるといえる。それは、ZUN氏自身が東方という世界の二次創作を行っているという発言から明らかであろう。氏はSTGを作る上で東方という世界を構築したのではなく、先ず東方ありきの創作を行っている。その表現の手段の一つとしてSTGを選択したに過ぎない。
 そして、上海アリスの掲示板の4/4の発言にてSTGの表現の限界および格闘ゲームの表現の可能性について述べている。東方を表現できる適切な手段であれば、ZUN氏はそれを貪欲に取り込み創作を行うのである。それは既に絵や音楽、香霖堂といったゲーム以外の創作で行われていることであり、今後この選択肢が増えることはあれど減ることは無いといえる。したがって、ZUN氏の東方に対する創作意欲が衰えない限り、この流れは止まらない。

 極論ではあるが、この流れについて懐疑的な人は「東方」よりも「STG」を評価しているのであろう。それが悪いとは言わないが、STGに執着することは東方の表現を狭める恐れがあることは理解して欲しいと思う。

 「STGとしての東方」は本末転倒で、「東方とSTG」にはなるはずも無く、あくまで「東方のSTG」と捉えるべきであろう。東方はゲームである必要性は無く、ましてやSTGである必要性は全く無いのだから。
 私も「東方紅魔郷」から入ったので、当初はSTGとしての東方と捉えがちであった。しかし、その後東方に関する様々な創作に触れるにつれて、次第に東方自体に対する興味の方が深くなっていった。だから、小説であれ格闘ゲームであれ、東方の世界を垣間見ることができるものであれば大歓迎である。

 あと、今後ZUN氏独りに頑張らせていくのかというところについては、全く理解不能。同人ゲームに限っても、他に頑張っている人は沢山居る。

 と、最果ての日記サイトにてこっそりと。まあ、意見というよりは東方に対する自分の考えのまとめみたいなものである。

 しかし、STGというジャンルは根強いファンがいて羨ましい限りだ。2Dアクションゲームに比べたら、STGなどまだまだ健在である。

 偶にではあるが、自分が何故苦手なSTGをプレイし続けているのかと疑問に思うことがある。自分がゲームに求めるのは攻略する過程と全面クリアという結果であり、それはSTGでも堪能できるから別段問題は無い。しかし、やはり根がアクションゲーマーなので、やはりアクションゲームでそれを感じたいという気持ちが未だ強く残っているのであろう。

 と、再度見てみたら何やら追加されていた。駄目。あの本文からそれは読み取れない。後付け設定としか思えない。


氷室 万寿 |MAIL
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