小梅の日記

2002年10月14日(月) まだ生きています。

この日記久し振りに開くなぁ。
ここ1ヶ月くらいの間、毎日23時くらいに
仕事を終えて帰宅して寝て、朝7時過ぎに起きて出社。
そんな毎日の繰り返しを続けてました。

こう毎日サービス残業が続くと
だんだんそういうのに慣れてくる自分がもどかしい。
最初の内は「また今日も残業か…」
1週間くらい続くと「明日は早く帰れるかな…」
2週間を過ぎると「次の日曜は休めるかな…」
3週目が過ぎると「今日の出前は何とろうか…」

最近の小梅の仕事は通常業務+上司の仕事。
ここ最近小梅が受ける仕事が多くなってきて
自分の仕事だけでいっぱいいっぱいなんだけど
小梅が忙しい時期には当然上司も忙しい。
上司ってのは大きな仕事を抱えてるから
それがうまくいくように、上司の雑務は
殆ど小梅に回ってくる。そのせいで残業。

まあ上司のサポートなんて平社員にとって当たり前のことだが
小梅の上司は、小梅に仕事を回しておいて、夕方に帰ったり
営業まわりしてるふりして自由を謳歌している。
そうでもして自由な時間を作らないと「やってられない」そうだ。
これだけ聞いても胸くそ悪いのだが、上には上がいる。

総務の長…彼は毎日電話で長話(しかも100%説教)をして
夕方閉店前に必ず帰宅する。いくら仕事が残っていようが
お構いなしで帰宅する。彼の特徴は話しが長く説教クサイところだが
話しの内容が理想論すぎてカラッポなへんがイライラする。
小梅は長に毎月締めの書類を提出しなければならないのだが
提出が遅れるとそれはもう酷い。説教だけで半日つぶれる。
そのくせ自分の仕事は既に何か月分も溜まっている始末。
そんなヤツから出た恐ろしい言葉

「残業なんてばからしい、ナンセンスだ」

そしてこうも言った

「毎日遅くまで仕事してるんだろ?そんなんちっともエラくないんだぞ」

先月唯一「上司」と呼べる人が退社し、別の会社で頑張っている。
業種が同じなのでよく小梅のところにやってくる。

「毎日おそくまで大変だな。頑張れよ。」

やはり小梅の会社には「上司」と呼べる人はいないな。
そう思った。会社を辞めて別の会社で働いていても
平社員の努力にエールを送ってくれる人もいるのに
10以上いる小梅の会社の上司は「自分一番」で
なんの気遣いもない上にかける迷惑を迷惑と思っていない。

もし今の会社が潰れなければ、もしくはクビにでもならなければ
あと3〜5年はこの会社にいるだろう。
それまでにこの社風が変わっていなければ
小梅は迷わずここを去るだろう。

創業20年近くになるのに組織ができていない上に
幹部は皆自我と保身で精一杯。

まだまだ小梅の我慢の日々は続きそうだ。


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小梅