小梅の日記

2002年06月22日(土) イングランド敗退。そして…

韓国4強進出!ヒサシブリの小梅でおま。
イングランド負けてしまいましたね。
個人的にはイングランド派だったんだけど
やっぱブラジルは強かった。

ある日本の地域で、子供とイングランドチームとの交流会が
もたれたらしいけど、その際チームから子供にサインボールや
色紙がプレゼントされたという。
大喜びでそれを受け取った子供だったが
帰りのバスの中でそのボールや色紙は没収されたらしい。
没収した大人たちはこう言ったそうな

「交流会に参加できなかった子との差をなくすため」

おいおい、それはないだろう。
この催し物、参加者は厳選な抽選の上で決定したということだが
せっかく抽選で勝った子供が手に入れた幸せをなぜ大人が奪うか。
イングランドチームから頂いたプレゼントは各所に平等に分配される
とも言っていたそうだが、はっきり言って意味がわかりませんな。
戦時中の配給じゃないんだからそんなことする必要は全くないと思う。
イングランドチームは日本の子供と交流し、その記念にプレゼントを
くれたわけだ。ベッカムから子供にそれが手渡された時点で
それはベッカムと子供の記念のマテリアルになったはずだ。
それを大人たちはわけのわからないゴタクを並べて子供から
奪い取る。それが大人たちの言う平等なんか?
これは奇麗事でもなんでもない、ただの勘違いだと思うぞ。
夢を見せておいて一気に突き放す…大人たちは自分のやってることが
わかっているのだろうか。
子供たちから奪った夢は各所に平等に分配されると言うが
各校の校長室にでも飾るつもりなのだろうか。
はたまた、美術品と一緒に飾られるのだろうか。
なんとも夢のない失望的な話である。
イングランドチームが聞いたらさぞがっかりすることだろう。

今回大人の論理の生贄になった子供たちはさぞ大きな傷を
心に負ったことでしょう。今の歪んだ子供たちの構図を作るきっかけを
大人たち自身が作り上げていることに大人たち自身気づくときは
くるのだろうか。
もっとも大人たちがそれに気づくころにはガラリと世代交代している
んだろうけど。大人たちに養われた歪んだ心を持った子供たちの世代がね。

**********************************

うを〜っ!久々に執筆したらかなり反抗的な文章が出来上がってしまった。
夢も希望も無い文章だな〜。まるでひとごとである。
でも今回は大人に対して弁解の余地はまったくないと本気で思っているので
ほんと反省してほしいです。
こういう場合は良い思いした子供とそうでない子供がいてもいいと思うのである。
何でもかんでも平等平等言ってたら何も面白くないと思うし。
抽選にはずれた子供は残念がればいい。残念がるのも勉強なのである。
今回の大人たちの平等論に賛成の人がいれば是非討論したいものだ。


 < 過去  INDEX  未来 >


小梅