主婦な私のつぶやき。。...はるっち

 

 

小姑の素敵な彼女 - 2002年09月28日(土)

先日の連休中、私にとっては小姑にあたる義妹が

子供3人ひきつれて我が家にやってきた。

その日は、お互いのダンナは仕事でいなかった。

私と7つ違う彼女とはもう15年来の付き合いである。




私がパパッチと付き合い始めた当時から

彼女は愛想のいい子だった。

ただ、母(私にとっては姑)は彼女によくこういっていた。

「あなたは親に甘えすぎ。」

もちろん、当の本人である彼女はそんな言葉はちっとも聞く耳をもたなかった。

親なんだから子供の面倒みるのは当たり前!多分そんな考えだったのだろう。

確かに私も、結婚後一緒に暮らしてみて甘えすぎだな・・・と思った。

まるで結婚前の私のようだった(笑)




ところが数年後、早すぎる母の死が彼女をおそった・・・・・。

もちろん、同居していた私にとっても姑の死は辛いものだったが

私の悲しみとは比べ物にならないくらい彼女は悲しんだであろう。

しかし、それからの彼女は立派だった。

悲しみを胸にしまいつつ、明るくしっかりした子に成長していった。



姑の死から2ヵ月くらい後で私は次男を出産した。

私が病院にいる間、実家に戻っている間

彼女は父やパパッチの洗濯や炊事をしてくれた。

そして、私が戻ってからは赤ちゃんのオシメをかえてくれたり

あやしてくれたり、姑のように私を助けてくれた。

もしかして彼女がいなかったら

私は育児ノイローゼになっていたかもしれない。




そんな彼女も結婚し、相手の親との同居生活が始まった。

彼女は以前から「親がいるところにいきたい」と

若い子にしては珍しい考えの持ち主だった。

彼女曰く、私と姑をみてきてそう思ったのだそうだ。




しかし、いざ同居しはじめるとそうそううまくはいかない。

彼女の嫁ぎ先には小姑が2人。

そして、毎週のように小姑は子供をつれて遊びにきては

ご飯を食べていくらしい・・・。

もちろん、ご飯のしたくはすべて彼女。(ソリャ、タマランワナ)




彼女は家にくると、泣きながら愚痴をつぶやいた。

「おねえさん、よくやってたわ。。。

 結婚してみてはじめて同居するっていうのが

 どんなに大変かってわかった・・・。」



そういってた彼女なのに、3人我が子を産んだ彼女は

素晴らしい女性に変化していった。

お母さんがいないことで私は姑と

 うまくやっていこうと思う事ができた。


 きっとお母さんがいれば、孫のために

 色々買ってくれたり、面倒みてくれたと思う。

 いたらきっと頼って、姑や舅、の愚痴も言ってたと思う。

 でも、結局私が寝込んだり、買い物に出かけるときに

 子供を見ててくれたりしてくれるのは姑。

 だからなんだか仲いいよ。おかあさん(姑)とは♪」



これを聞いて私はなんだか涙があふれてきた。

「ほんと、えらいね。。Yちゃん。」

彼女が成長したことと

私が大変な時にいろいろ手伝ってもらったのに

私は彼女の為に何もしてあげれないことに対する申し訳なさ

そういう想いから涙があふれた。

そして、彼女も亡き母を偲んだのか涙を浮かべていた・・・。





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