私にとって姑とは・・(その1) - 2002年06月17日(月) 先日、亡き姑の誕生日だった。姑がなくなってから、はや7年が過ぎた。 今こうして私達夫婦が一緒にいられるのも、姑がいたからこそである。 そんな姑について今日は語ってみたい・・。 実は姑は病をわずらっていた。病名は肺がん。乳がんから転移してしまったものだった。 パパリンと私は18歳の頃から5年ほど付き合っていたが、パパリンは26歳までは結婚したくないと言っていた。当時私は23歳。 いまでこそ晩婚の世の中だが、その頃で26歳まで結婚しないというのはちょっぴり抵抗があった。 しかし、姑が余命半年といわれたことで、事態は一変した。 ある晩、いつものように彼(ここではパパリンではなく彼とします)から、電話がかかってきた。しかし、電話口の向こうで彼は涙ぐんでいた・・。 うちの母さん、あと半年っていわれて・・、で、おやじがはるちゃんにきてもらえないかっていうんだ・・。 えっ・・・・・・・・・ 私は言葉がなかった・・。姑がそんな病におかされていることも知らなかったし、彼がないたのも初めてきいたし・・、突然に結婚を切り出されたことも・・あまりにも全てが突然すぎて・・。 結婚式もできないかもしれない・・・。 私は迷った・・。女性であるかぎり、一度はウェディングドレスも着てみたい・・。でも、私は彼と一緒になりたかった。そして答えた・・。 うん。いいよ・・。 ほんとはもっと素敵なプロポーズをされたかった。でも、仕方ないしね。。これも運命なのだろう。 当然、家の親は反対した。何にもできない子を嫁にだす。この先、姑が亡くなってしまったら、舅や小姑の世話もしないといけない・・苦労が目にみえているのに。。 ましてや、娘の晴れ姿も見れないなんて・・と。。 でも、私達が付き合ってる頃からでも、自分の娘のように扱ってくれた姑だったし、舅も優しかった。小姑もよい子だったし・・。なんとかなるって! そう言い張って、私達は結婚することになった。 その時、姑は自分がまだ肺がんにおかされているとは知らなかった・・。 続きはまた明日。 -
|
|