キッシンジャーの日々
キッシンジャー



 心のどこかで思っていたこと

それはなかなか表現しにくいもので、

それに立ち向かう人もいれば、
それを避けてしまう人もいる。

どちらもエネルギーが要る。

それで生き続ける人もいれば、
それで死んでしまう人もいる。

僕はどうだろう?

心のどこかから声がする。

「立ち向かえ」

と。


僕はこれまで、

一生懸命になれたことが、

ない。


だから、

一生懸命になるのが

怖い。


だから、僕は

いつも避ける側にいた。


突っ込んでいって、

実はそれが

「ホンモノ」じゃなかったら

どうしよう。

それを受け止められるだけの

自分がいなかったら、

どうしよう。


いつも傷つくのが怖かったし、

いつも自分を疑ってばかりでいた。


そのせいで、

いろんな人を傷つけてきた。


自分が傷つくのが怖くて逃げているのに、

そんな自分をどうして人が信じてくれるだろう。


僕も、そういう人間は信じることは出来ないだろう。

僕は、その一員だった。

それに気付かされた。

僕は、僕が最も嫌うタイプの人間だった。

それを知ってしまった僕は、

なす術もなく、崩れ落ちた。


そこには何もなかった。

ただ、丸裸にされた僕が、

下を向いて、

泣いているだけだった。


そんな僕に、

やさしい言葉をかける人間は

いない。


みんなが声をかけている人間は、

すでに崩壊した僕の抜け殻。


今、自分が考えていること。

それは、

たくさんのものを失うことになるだろう。


でも、

それは仕方ない。

ただ、僕は

もう迷わない。

そして信じている。

自分自身を、

仲間を。


今、

大切なものは何ですか?


僕は、

こんな僕でも信じてくれる仲間が、

本当に大切です。

2006年11月03日(金)
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