そんなわけでボルダ−(デンバー)からアリゾナのフェニックスへの移動 途中で見事に空港の手荷物検査にひっかかってしまったのである。
今回の旅では、国内線の手荷物検査が無茶苦茶厳しかった、というのは すでに書いた通りだが、前回はすんなり通ったのに、今回ひっかかった のは何ゆえか。
前回チェックインして預けていた荷物を、今回は手荷物として持ち込ん だためである。 ていうかね、ボルダ−からフェニックスまで一緒に移動した仕事関係の ちょっと偉い人(社長だから実際偉いんだけど)に、荷物を受け取りに 要する時間がもったいないから、全部手荷物で持ちこんじゃえば?と そそのかされたのである。
ま、いいかな、と思いつつ、手荷物検査を受けたら見事ひっかかってし まった訳ですね。 一応の言い訳をしておくと、何もやましいものを持ちこもうとしたわけ ではない。 刃物類は持ってないし、またライターは持ちこめないことも知っていた ので、仕事道具の中の使い捨てライターも泣く泣く?捨てたし。
そう、今回ひっかかってしまったのは、自分の仕事道具(といっても今 回は主に自分の身体の調整用なんだけど)だったわけですね。 中には鍼だとか、もぐさだとか、一見判別しがたい妖しげ?なものも 含まれており。 ま、実を言うとどこまでOKなのかな、と見てみたい気持ちがあったのも 事実なんだけど。
いやでも実際自分が容疑者、というか当事者になると結構ビビるもので ある。 何回も機械通されるは、自分で一切触っちゃいけないわ。 でも、こっちにはなんらやましいところがないので、逆ギレすることも なく、淡々と過ごしていたら、向こうの同情も買ってくれたようで、 結局無罪放免と相成りました。 いやよかった、よかった。いい経験でございました。
まあ、でもさすがに疲れたよなあ、という感じでその日の夜はグッスリ と眠りましたとさ。 ということで次回。
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