なんでも今日は東京で39.5度という観測史上最高の温度を観測した そうで。 ニュースでやってたけれど、お台場などでは45度も記録していた らしい。
そんなクソ暑い中、私が何をしていたかというと、午後は出張治療で しかも東京の中でもとりわけ暑いといわれる練馬まで行ってきたわけ ですね。
でもね、確かに熱気は感じたけど、外を歩いていても汗ダラダラ流す という感じでもなく、そんなにつらくはなかったんだよね。 それはなぜかといえば、今日は湿度が20%ととても低かったため らしい。
たしかにこの気温で湿度80%もあったら、汗かいた不快感と脱水症状 で、ダウンしていたかも。 逆に言えば、今日のように湿度が低ければ、39度といわれても、そん なに大変でもないんじゃない?なんて思ったけど、考えてみれば私は スーツを着ない人種だったんでした。
スーツを着なきゃいけない方たちはお疲れさまでした。 いや、本当に頭が下がります。
で、なんで東京でこんなに高い気温を記録するようになったのか、と いえば、なんでも東京湾岸の再開発で、高いビルが軒並み建ったせい で、海からの風がさえぎられてしまったためらしい。
という話を6/19付の東京新聞の特報欄で読んだんだけど、今日はその話を フジテレビのスーパーニュースが後追いして、日本テレビのある汐留 付近で検証していた。
で、確かにビルの海側と、ビルを挟んだ陸地側では、ビルにさえぎら れた陸地側のほうが、5度も気温が高いという観測結果が得られた、 と誇らしげに?やっていた。
わざわざ日テレの入っている汐留でその検証をするあたりがなんと いうか、スーパーニュースっぽいというか。
でも、今の東京を空から眺めるなり、地図を広げるなりしてみれば よくわかると思うけど、東京って、本当に緑が少なすぎだよね。
山手線近辺で言えば、皇居、明治神宮・代々木公園、外苑・東宮御所 新宿御苑、目黒の自然植物園のほかには、大きな木々のある場所は 見当たらない。
じゃあ、そこから郊外に行けば緑が広がるのか、といえば、実は 奥多摩、秩父あたりまで行かなければ緑はなく、あとはずーっと 住宅地と舗装された道路が広がるのみなんだと思うのだ。
そして極端な話、関東1都6県の大半は住宅地と舗装された道路に 覆われてしまっているんじゃないだろうか。
うちの近所に明治神宮があるからいうわけじゃないけれど、神宮から 吹く風はやはりちょっと涼しいし、また神宮の森の中や、芝生の上は アスファルトの上に比べれば、全然涼しいと思うのである。
せめてもう少し緑が都内にあれば、もう少しは過ごしやすくなるん じゃないのかなあ、としみじみ思ってみたり。
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