パラダイムチェンジ

2002年05月18日(土) サッカー日本代表

そんなわけで昨日、サッカー日本代表23人の発表があった。
中山と秋田が代表入りし、中村と高原と久保は残念ながら、
代表落ちしW杯には出場できなくなった。

自分はサッカー経験者でもないし、事情通なわけでもない。
ただの素人の印象を敢えて語るとすれば、今回の代表選考は、
偶然性の割合が高かったんじゃないかな、って感じがする。

中村が直前に足を痛めなかったから、
小笠原の代わりに出場できたかもしれないし、
高原の肺の塞栓症がもっと早く回復していれば、
中山は選ばれなかったかもしれない。
そして、アウェイでDFがきっちり機能していれば、
秋田が選ばれることはなかったかもしれない。
そして、久保もコンフェデ杯の鈴木のように
ゴールを量産していれば、W杯に
出場できたかもしれない。

必然的にこの23人になったのではなく、今W杯を前にして、
一番可能性のある選手たちが選ばれた結果なんじゃないだろうか。
今回代表落ちした選手たちも、決定的に何かが劣っているわけではない。
その事は、選手たち自身がよくわかったいるような気がする。
中村のインタビューを聞いているとそんな気がする。

彼らはプロで、まだ次回のW杯にもチャンスはあるんだから。
素人が下衆の勘繰りをする必要はないだろう。
でも、今回の代表選考を見ていて思うのは、
僕たちはサッカーという話題に関して、この4年間で見方が
随分と成長したんじゃないだろうか。
何故、そう思うのか、それは次回に続く。


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harry [MAIL] [HOMEPAGE]

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