掛川奮闘記

2008年09月09日(火) 080909_イギリスの住宅政策

 イギリスの住宅施策に関する勉強会に参加してきました。

 イギリスでは家の寿命が長く、新築の家が日本に比べるとかなり少ないのだとか。

 またその分、家の修理・修繕には力を入れていて、今日の講師のAさんが5ヶ月間住んでいたマンションでも、在英中ずっと工事の音がしていたのだとか。本当かな。

 イギリスでは労働党政権時代に、公営住宅をたくさん造りそこへ国民を安い家賃で入れるという施策を行っていたのですが、これが労働貴族の既得権を生みました。

 家賃で修繕費もまかなえない状況になるなど、社会の矛盾が大きくなったときに登場したのが鉄の女サッチャー首相。そこで政権を労働党から保守党に奪い返すと、それまでの社会福祉の垂れ流しを止めて、まさに構造改革を行い、英国病を吹き飛ばしたのです。

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 国が危機に陥ると国士が現れる…という期待を持たせるイギリスの復活。

 さて、日本に国士は登場するでしょうか。その国士は一体誰のことでしょう?

 


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