| 2008年06月23日(月) |
080623_ありのすさび |
帰り道で本屋さんに立ち寄って本をぱらぱらとめくっていると出てきたのが次の歌。
あるときはありのすさびに憎かりき なくてぞ人は恋しかりける
源氏物語にも引用されている古歌。その意味は「会っているときはあたりまえになって憎いと思っても、いなくなってみると寂しく思う」ということだそうです。
何気ない幸せを当たり前に思うことは多いもの。そのありがたみは失って初めて分かるということは古の昔から変わらないのですね。
今日はこの一言に出会ったことだけでいいみたい。
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