| 2006年04月28日(金) |
060428_ウルトラ・ダラー完読 |
今日が終われば明日からは長めのゴールデンウィークの始まり。皆さんはどう過ごしますか?
【友人に招かれる】 旭川の友人達が、私が昨年発行した「掛川奮闘記」の出版記念会をしてあげるというので、午後に旭川に行きました。
集まりはそこそこですが、友人、知人に会えたので良かったです。みんなそれぞれの世界で活躍中で、頼もしい限りです。またお会い致しましょう。
さて行き帰りの電車の中で、手嶋さんのウルトラ・ダラーを読み終えました。ウルトラダラーは、実は某国が核弾頭を据えられる巡航ミサイルを購入するために選んだ手段であり、その受け渡しがヨーロッパのある国で行われることが分かりました。
受け渡しのためのチームと当局側の知恵比べ、そこに登場する主人公スティーブの活躍と、その後に訪れる予想もしなかった展開。
押さえたはずの現場から発見されなかったものは?そのわけは、こちら側の情報が漏れていたから?その犯人は?
最後の数十ページで事件の真相が明らかになるのですが、そこからさらにラストに向かう急展開。そして予想もしなかった結末。
「そ、そうなるの?」というのが正直な感想で、私の安易な予想は全く裏切られた形となりました。これはもう新聞記者の回想などではなく、現実を踏まえた立派な小説です。
作者の手嶋さんは、中に登場するシーンのためには必ず現地を訪れて取材をし、そこから見える風景や雰囲気を上手に中に取り込んでおられます。
ストーリーとはまったくかけ離れたところで、おや?と思ったことが一つだけありました。
それは手嶋さんとお会いする事を仲介してくださった女性園芸家の方も言っておられたことでした。
その方は「私、手嶋さんの本を読ませてもらったときに、ある一節で気になって『これイタヤカエデじゃないですか?』と言ったんですけど、『次の版のときになおします』ということだったんですよね」と言っておられたのですが、なるほど、主人公が函館を歩いているシーンで「ダイヤカエデ」という記述がありました。
そんな名前のカエデ類は北海道では一般的ではないので、これはおそらくイタヤカエデの間違いなのでしょうね。
この本の中には、いくつものブランド品や有名な地名が出てきます。その品を知っていたりその場所を知っていたりすると、さらに楽しく読めるのだろうと思います。
もっと世界中を旅行したくなるような本ですが、ブランド品は手に入れられないでしょうねえ、とほほ。
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