掛川奮闘記

2006年04月06日(木) 06406_年寄りが若返る医療道具!?

 朝起きたら10センチもの積雪でした。まさに冬に逆戻りですが、それでももう日中の気温でほとんどは融けてしまいます。

 しかしなかなか冬もねばり強い。季節はずれのなごり雪ではありますが。

 【お口回りの健康グッズ〜パタカラ】
 もう二十数年来通っている歯科のホームドクターがO歯科です。

 ここには19歳で大学浪人をしていた時代に、受験の時に歯痛が起きないようにと、一番近くにあった歯医者さんとして通い始めたのが最初でした。

 そのときからもう三十年にもなろうとするほどのお付き合いになりました。まさかこんなに長いお付き合いになろうとは思いませんでした。

 今は約2ヶ月に一度ずつ歯と歯ぐきの健康チェックに通っているのですが、歯の磨き方が悪くていつも歯科衛生士さんに怒られています。

 今日も「いいですか?歯ブラシは鉛筆のように持って、軽く振動させるように動かすと良いですよ」と若い女性の歯科衛生士さんに歯磨き指導をしていただきましたが、(多分あなたが生まれる前から私はこの歯医者さんの患者だったんですよ)と思うとなんだか可笑しくて黙って指導を受けていました。

 さて、毎回歯の健康についてはデジカメで写真を撮って、主治医の先生自ら前回との比較をして指導してくれるのです。ここまでやってくださる歯医者さんもそうはないでしょう。

 そのうえここのO歯科は、口や口腔に関係する健康ということに非常に関心が深く、いろいろな事に関心を持ち続けています。

 歯のばい菌が血液から体内中を巡って起こる病気などもあるのだそうで、「たかが歯」などとバカにしたものではないのだそうですよ。

「口というのはね、発生学的には内臓の一部なんですよ。だから副交感神経の制御下にあるんですよ」などと言われたら、なるほどと思ってしまいます。

 そんななか指導を受ける小部屋で、壁に貼られたポスターに見つけたのが「パタカラ健康体操」という言葉でした。

「先生、パタカラってなんですか?」
「あ、これはね、口の周りの筋肉を鍛える道具なんですよ。私も持っているけど、これですよ」
 そう言って見せてくれたのが写真の品です。

 確かにマウスピースのような形をしていますが、上下に細い紐が付いています。

「これを唇と歯の間に入れて、左右、上下、そして前へ、と引っ張るんですよ。そうすると、口の周りの筋肉が鍛えられるんですよ」
「筋肉が鍛えられると何がよいのですか?」

「まずは口呼吸から鼻呼吸へと改善されます。よく口を開けて呼吸をしている人がいますが、あれでは口の中が乾燥して雑菌が繁殖しやすい口腔環境になるんですよ。そうすると口臭がひどくなったり健康状態が悪くなりますね。呼吸というのは鼻からするのが基本なんですから」
「ははあ、なるほど」

「それから舌の回りも鍛えられます。夜いびきをかく人は舌の筋肉の力が衰えて、寝ている時に舌全体が喉の方に落ちてしまうのでいびきになるんです。これで鍛えるといびきの改善につながるんです」
「それはいいかもしれません」

「そのつぎには小顔効果です。口の周りの筋肉が衰えて頬や喉が垂れ下がるととても老けて見えるものです。それがこのパタカラで頬や口元の筋肉を鍛えると垂れていた頬などが締まってくるんです。当然見た目だって若くなりますよ。小顔と笑顔の秘密は実は筋力なんですよ」

「さらに言えば、お年寄りなどが会話もせずにぼんやりしているとどうしても全身も口の周りも筋肉が衰えてしまいます。が、それは口の周りも一緒です。口の筋肉を鍛えることで小顔にもなりますし、会話がしやすくなったりボケも解消するんですよ」

 実際この品は口腔筋機能療法器具ということになっていて、立派な医療用具なのです。そしてみのもんたのテレビでも紹介されたらしく、私は知りませんでしたが、随分話題になったのだそうです。

 お値段は5千円+消費税で5,250円ということですが、健康グッズフリークの私としては大いに心が引かれてしまい、その場で購入してしまいました。

 そうしたところ「では使い方を教えてあげますよ」と言って、私と先生が狭い部屋で二人してパタカラを口に入れて、これをひょっとこのように左右に引っ張って練習をしました。

 狭い部屋でのひょっとこ二人とは、今考えると随分異様な光景ですが、その瞬間やっている方は真剣だったのです。

 まあ今さら小顔もないものですが、面白そうなので少し続けてみようかと思います。アンチエイジングの道具としても面白そうですよ。

 


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こままさ