掛川奮闘記

2006年03月10日(金) 060310_行政改革とイソップ童話

 地元地方紙が「開発局の事業削減明記」という見出しをつけるような、行政改革推進法案が閣議決定されたと報じられました。
 そのことが国家公務員の5%削減と同レベルで語られていて残念です。
 
【イソップ童話を思い出す】
 この手の話を見聞きするにつけ、あるイソップ童話を思い出します。

 それは体の各部分による話し合いで、いつも美味しいものばかり食べる口や胃袋を、手や足や目が「ずるいじゃないか」と嫉むお話です。

 そこでずるい口や胃袋をこらしめるために、目は美味しいものを見ず、足は美味しいもののあるところへは移動せず、手は美味しいものを口に運ぶのを止めてしまったのです。

 そうして何日か経ってみると、おやおや目はくらむし足もふらついてきました。そう、美味しいものばかり食べてずるいと思われていた口や胃袋は、食べ物を取り入れてからだ全体を健康に保つ大切な役割を果たしていたというわけです。

 外の敵から見ると、内部で互いを嫉んだりそねんだりする事は、対外的な結束力を弱めているだけで実に好都合な事です。健全な社会が全体として機能するためには、内部がしっかりと状況を把握して結束力を高めなくてはなりません。

 道州制の厳しい議論が行われている事が、次の時代にどのような北海道をもたらすかを道民はしっかりと理解しなくてはならないのです。

 道州制のしわ寄せがどこかへ行く事で妙に溜飲を下げているような場合ではないのです。危機管理の際の敵は内にいるのではなく、外にいるということを忘れてはいけません。

 さて今週末は稚内へ都市再生セミナーの講演のための出張です。まあ呼んでくれるうちが花なのだと思って行ってきます。 
 


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