掛川奮闘記

2005年08月07日(日) 050807_スローな夏

 夕べは夜遅くまで仲間と飲んで、今日はまた北海道へ帰るのです。

 今日は、
■夏の風情 の1本です。

【夏の風情】
 朝起きてまちなかをぶらつく。そういえば、かつて延命地蔵尊のお堂修復に寄付をしたのだが、熱心な信者の知人から「小松さん、あのときに寄付してくれた人の名前を木札で張り出してあるから行ってみてください」と言われて板野を思い出して、地蔵さんをお参りに行く。

 行ってみると確かにお堂は修復されて一部が新しくなっていて、扉を開けて中を覗くと左右の壁に真新しい木札が張り出されていて、私の名前もしっかりと書かれている。

 たいした金額でもなかったので面映ゆい気もするが、掛川の市内に名前が刻まれているのはここだけかもしれない。記憶の中の人間はどこか頼りない。

 延命地蔵さんとおびんづるさんのお祭りは8月の末である。

    *   *   *   * 

 「新幹線に乗ってしまう前に、お昼だけでも一緒に食べましょうよ」とスローライフNPOの仲間から言われて、ありがたく会長の井村さんのお宅を借りて集まる事にした。

 井村会長のお宅ではもう仲間が何人か集まっていて、ゴムのヨーヨーを作っている。今日の夜に開催される「スローな花火大会」で、浴衣を着てきた女性にタダで配るのだそうだ。

 風船と空気入れと結ぶゴムが全部セットになったキットがあって、それでみんなで作るのだ。空気と水を入れるまでは良いが、空気が漏れないようにゴムを縛り付けるにはちょっとしたコツがいる。

 ときどき失敗して水が飛び散り嬌声が上がるのはご愛敬というものだ。

 昼は出前を取って涼んでいるともう出発の時間だ。

「じゃあお世話になりました」
「また来てくださいよ」

 なんだか夏休みに実家へ帰ったら、親類一同が集まってくれたような感じだ。

 ちょっとした心遣いに涼やかな思いを感じながら掛川を後にした。ありがとう、お世話になりました。



 此あたり目に見ゆるものは皆涼し    芭蕉


 
 内地の暑さも夏らしい風情だ。夏が暑いから涼味がありがたい。

  


 < 過去  INDEX  未来 >


こままさ