掛川奮闘記

2005年05月26日(木) まちづくりの最前線

 今日はすかっと快晴。そろそろ農産物も遅れを取り戻さなくてはいけませんね。

 さて、ただいま「掛川奮闘記」から「北の心の開拓記」ブログへの移行推進運動中です。こちらへの移行をよろしくお願いします。

 
 さて今日は、

■都市計画審議会
■掛川からの訪問客 の1本です。

【都市計画審議会】
 上司の代理で札幌市都市計画審議会に出席をする。

 面白かったのは、ある住宅団地での地区計画変更提案に対する札幌市の判断について、である。

 これは、ある住民の方から「地区計画を変更して欲しい」という申し出があったものに対して市が回答をするというものである。

 申し出の場所は市内のある住宅団地で、札幌市が開発分譲した住宅団地である。

 都市計画としては第一種低層住宅専用地域が広がる、良好な住宅団地である。

 ここには都市計画による制限に加えて、地区計画によってさらに制限が加えられていて、飲食店や喫茶店もできないようになっている。

 それをこの提案者は「現状でできるものとして『兼用住宅で趣味の手作り作品のお店、飲食、喫茶店の用途を兼ねるもの』を加えて欲しい」という申し出をしたものである。

 申し出者は、近隣の26人の地権者に対してこの申し出の説明を行って、24人から同意を得ており、周辺の理解も得られていると主張している。

 これに対して札幌市は、団地全体に対してアンケートを取り、現状の地区計画を変更することを望まない住民が約4割に達しているとして、当該申し立てに対して現在の計画を変更することはできない、と判断したのである。

 この結果は、この都市計画審議会の前に申し立て者には伝えられており、申し立て者からは「納得できない」という不服の声も上がっているようである。

 今回の審議会では、各委員から「他の地域でも手作り作品の店などは流行っているところがあるが、駐車場などの施設が不備で地域に迷惑を掛けている例がある」として札幌市の判断を了とする意見が多かった。

 私からも「全体のアンケートを実施した結果、地区計画を変更しないという判断だが、再審理まで一定の期間を空けると言った運用上の制約はあるのか?」という質問をした。

 答えは「そういうことはない」ということだったが、申し立て者がより広範な地域の理解を得て同様の申し立てを行うことも考えられるため、一応問いただしておいたものである。

 地域の住宅地兼用商店は、地域を活性化するのに役立っている事例もあるので、地域住民の幸せについてのコンセンサスをどう取るかという意味では、格好の良い材料にも見受けられた。

 この団地にはまちづくり会議も設立されているというので、これからもまた議論が行われることだろう。

 作ってしまった決まりにとらわれることなく変更提案をした方も立派なので、地域での議論を行って、活力ある幸せな地域作りを目指して欲しいものである。

 また札幌市のまちづくりへの努力もよく分かったので、これからも地域活動への支援をお願いしたいと感じた。

 なかなか興味深い事案ではありますねえ。教科書の問題みたいです。
 




【掛川からの訪問客】
 静岡県から石川知事を筆頭に、観光キャンペーンの一行が昨日から北海道を訪れている。

 今朝の北海道新聞ではなつかしい石川知事のお顔が紙面を飾っていて、「北海道知事と懇談」とある。

 静岡県からは各地の観光協会をはじめとする各種団体、県庁職員、県議会議員などが羽田からチャーター便の飛行機で北海道を訪ねてきたのである。

 この飛行機に第二の故郷掛川からも観光協会の役員が同乗して、札幌を訪ねてきてくれた。

 すすきの近くで待ち合わせをして近くの居酒屋へと向かい、その後の掛川の話で大いに盛り上がる。

 友が遠方から訪ねてきてくれるのはうれしいことだ。

 私も今週末は掛川を訪問します。どれどれ、変わったかな? 


 


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こままさ