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● 母の死
母が亡くなったのは5年半前の2月 在宅ホスピスの形になって・・しばらくして・・ ほぼこん睡状態になったため私、そして続いて弟も 休職をした 慣れないながら点滴を取替え、おむつを取り替えて 10日ほどたった暖かい小春日和の昼下がり
母をはさんで私と弟、私の隣にマナ その日はいつもより楽そうに見えて 家族4人で昼寝をしたつもりだった ふと、異変を感じて飛び起きた 「おかあさん、息してない!!」 弟をたたき起こす 「おかあさん!!おかあさん!」 呼びかけたけど反応がない でも、とても温かい 弟がオシモをあけて確認する 「姉!まだ下は開いていない」 私も弟も救急医療は習っていたから 人工呼吸と心臓マッサージで蘇生する可能性があるの 知っていた 弟が怒鳴った 「姉!どうする」 私は首を横に振ってしまった これ以上苦しむ姿を見たくなかった 「そうだよな・・・」 重苦しい空気が4,5分流れて下が開いたのを確認した 弟が死亡診断書を書いていただくお約束先生に電話した・・ 悔やむ日もあるんだけど、、安らかに逝ってくれてよかった
今朝聞いた私の知人の知人の小さなお嬢さんの話を聞いて どうしても書かずにいられなかった ご本人もだけどお嬢さんの苦しみが少しでも小さいことを祈ります 勿論、快癒することを前提に
2004年10月20日(水)
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