私が、通っている陶芸教室で、穴釜で、作品を焼いてくれることになった。そこで、早速応募してみたのだが、できあがってきた。 先生が、鹿児島の釜場まで、持っていき、そこで、焼いてくれたわけだが、穴釜というのは、焼くのに、大変な労力を要するということだ。 中腰で、作品を釜に入れ、火をたく。 私は、まだ、テレビでしか、その光景を見たことがない。 穴釜というのは、色を出すのに釉薬を使わない。 灰で、色を出すのだ。 そのため、できあがったのは、何ともいえず、柔らかな、優しい色合いになる。 手元に引き取るのが、待ち遠しい。
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