日々の思い

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新年
2001年01月05日(金)

クリスマスから,日記を休んで今日はもう2001年1月5日。
10日以上も過ぎてしまった。
30日には,姉妹が集まって、といっても、3家族しかこれなかったが、恒例のもちつき。
いつもながら,朝の早い母は,4時には起きて布団の上に座っていたという。

やっと6時におきだし,支度が整った庭で今では,機械による餅つきが始まった。
もち米を蒸すためのかまどに,まきをくべて火をたくのは,以前は,私の仕事だったが、今では,甥たちが引き受けている。
わいわいと騒ぎながら,次々についたもちをちぎって丸める。
いぜんは、ちぎるのは、父の仕事だったが今はもういない。
速かった父の話をしながら,少々不恰好な形に,弟や,主人達がちぎってゆく。
実家では,餅つきの日は,おでんが昼食といつのまにか,決まっていて前日から煮込んである。
それを火鉢の形の,コンロにかけて、おなかがすいたら勝手に味見をしながら,仕事を進めていくのだ。
今年は,早く終わってしまったので、かまどに火をたきながら,久しぶりにみんなで昔話に花が咲いた。
私のうちに,壱岐から送ってきた,サザエがあったので、
やきながらほおばり、ビールを飲みながら,つきたてのもちを食べる。
楽しい,ひと時だった。

元日には,主人の姉妹がやってくる。
帰ったのは9時半。
少々疲れ気味で,片づけが終わったら深夜。
そうこうして,2日には、新年のあいさつ回り。
毎年,お正月はこうして過ぎてゆく。
今までは,子供達と一緒だったが、今年は,主人と二人。
これから,二人で過ごすことが多くなるのだろう。
初めての,今年はちょっと,寂しさが先行したが・・
でも,元日の0時過ぎに,キャッチで入る状態で電話があり,
「忘れてないんだね」という私の言葉に,
「あたりまえだろ」という息子の言葉。
「ああ、親でよかった」と、胸が温かくなる。
こうして,今年も始まった。




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