瀬戸内寂聴さん(作家で出家なさった)は出家のときの心境を「すててこそ」 という言葉に込めておられる。 いろんな意味で捨てるというのは難しい。この言葉の後には続きがあるのだけれど、ここでとめているのも瀬戸内さんなりの意味があるのだろう 今、三宅島の方たちが、本当にどれほどの気持ちで、島を後にしているのかと思うと胸が締め付けられる。 住み慣れたふるさとを、どうしても離れなければならない・・・・・ これも、もしかしたらひとつの「捨てる」になるのだろうか? 決してそんなことにならないよう、早く山が静まることを祈る
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