日々の思い
ひばり【
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倉遊亀さんのこと
2000年07月26日(水)
最近亡くなった小倉さんの話ですが、米寿を過ぎてのこと。
編集者が簡単なカットをお願いしたところすぐ引き受けてくれて、
庭のつばきを取ってくるようお弟子さんに指示しました。
でもよく眺めた上で、かきたいところが何もないと、言われたそうです
どんな場合でも真剣だったんですね
編集者は冷や汗三斗の思いだったそうです。
「何も持たぬと言う人でも天地の恩恵は頂いている」
遊亀さんの百歳の時のことばです。
さいきんとくにこころにひびきました
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