くじら日誌
温かい、紅茶を傍らに。
穏やかで何もない日々だけれど。
せいいっぱい、生きよう。

2006年04月29日(土) 結婚の重み

結婚をしてみて、やっと結婚の重みを感じるようになった気がする。
第三者(他人)の「もうすぐ結婚話」をのぞき読みなどして、
さらにその気持ちが強くなってきた。
やっぱり結婚は人生の大仕事ですよ。

準備が大変とかお金がかかって大変とかそういうことではなくて、
気持ちというか心というか、そういう目に見えないものの変化が大変かと。


わたしも一時期そういった具合のことがあった気がするけれど、
「結婚=2人の世界」になりがち。特に女子は。
大好きなひとと一緒に暮らせるなど、何にも替えがたい素晴らしいことでしょう。
でも結婚とはそれだけのものではない。
一緒に暮らしたいだけなら同棲で十分だし。
役割とか責任とか、そういうものが肩の上に乗っかる。
まあ、そこまで重く考えることもなかろうが、
軽く考えすぎるのもどうかと思ってしまう。


そして結婚するまでは気持ちがずっとのぼり坂な分、
結婚式をピークにして、平坦になる。
(出産も第2のピークだろうけれど、経験がないので何とも)
しかし、その穏やかな平坦さこそが幸せであり、奇跡なのだと思う。
一緒に起きる・一緒にご飯を食べる・一緒に眠る。
それは本当に当たり前のことになってしまうけれど、
当たり前にしてしまわぬように生きていきたいものです。


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