くじら日誌
温かい、紅茶を傍らに。
穏やかで何もない日々だけれど。
せいいっぱい、生きよう。

2005年03月09日(水) プレデビュウ告別式

告別式は午後1時からということで、
午前中は慣れない葬儀参列の為に髪をまとめるのに必死。
しかも、かばんが小さすぎて物が入らず四苦八苦。
電車を1本見送って、12時30分頃に式場に到着(タクシーにて)。

火葬場の都合上、午前中にお骨になってしまっていたおじいさん。
祭壇にはちょこんと小さな箱が置いてあるだけなので、
なんとなく実感が湧かず、そんな気持ちでお線香をあげる。

式までやや時間があるので、親族の方々や近所の方々に挨拶をして回り、
「いいお嬢さんね〜」「可愛らしい方ね〜」と社交辞令の言葉を浴びて
すでに疲労困憊。

告別式ではお坊さんがお経の途中で大きなくしゃみをしたので
思わず吹き出しそうになったりもした。
花粉症なのかしら・・・。

出棺はないし、あんまり湿っぽい雰囲気にならず、
和やかに式が行われた気がする。
享年91歳の大往生だからなあ。
遺影を見ながら、「もし、おじいさんがご健在であったなら、
わたしにどんな言葉をくれるのだろうか」と考えて、少し寂しくなった。
あと1年、いや、半年でも早ければ。
言葉を交わし、その姿を見ることができたのに。
人望の厚い方だっただけに、残念で仕方がない。


わたしは納骨に行く親族を見送って、終了・・・のはずだったのだけれど、
何故だか納骨にもご一緒させていただく事になって、
混乱したまま慌ててバスに乗り込んだ。

結局、最後までお付き合いをさせていただき、大変恐縮です。

恐縮・・・というか、勉強させていただいたというほうが正しいかも。
長男の嫁として、わたしがこれから為すべきこととか。
頑張ります。


久々(といっても2日ぶりくらいか)にうすいさんの部屋を覗いたら、
写真が飾ってあって吃驚・・・というか恥ずかしかった。
先日のブライダルフェアの写真と、12月に行ったヴィーナスフォートの写真が
額に入って飾られているんだもの!
乙女だ、うすいさん・・・。わたしには真似できないわ。



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