くちびるがひりひりと。痛い。 渇きを拒んでいるかのように。 潤いを求めているかのように。 この紅い色は全てを拒絶しているかのようで、 全てを欲しているかのようで、 でもそれはきっと同じことなんだと思う。
くちびるはそんなにやわらかいものなのか、といつも思う。 けれど。 仮面を剥がすかのように化粧を落とすとき。 触れるくちびるの、そのやわらかさにいつも驚く。
いまも。そうしてこれからも。 何もかも足りないまま、くちびるはずっと痛み続ける。
あ。 何かあったわけじゃないですよ。 ちょっと詩的に書いてみたかっただけで。 唇が痛くて痛くて。 皮膚科に通ったこともありましたけど、 今はもう諦めてます。 口紅をひいても大差ないこの紅色は、 自然色じゃなくって腫れてる色なんだと思います。 桜色の口紅を使えないのが腹立たしいんです。 元の色の方が強いから口紅の色が負けちゃう。
もうすぐ口紅がなくなるから買いたいんですけど。 お昼休みに化粧品売り場をブラブラして、 結局何も買わないまま帰ってきました。 休みの日にいつものところで選んでもらおうと思います。
可愛らしいピンクの口紅を使ってみたいです。 願望です。願望するだけ。 ベージュの口紅でも結果的に紅になるんですもん。
|