きょうは、仕事の一環で、トヨタの工場見学をしてきた。 Just-In-TimeのProduction System、かんばん、自働化、あんどんなど、 有名になっているものを現物で見て、2つのことを考えた。
1.ハードウェアはわかりやすい。
XXのラインがとまっている、今の生産台数が計画の96%、 きょうは0.25時間の残業になりそう、とかいう状況が リアルタイムで表示されている。 ソフトウェア開発でこんなことはできっこない。
2.品質は工程で作り込む
ラインは、非常にシステマティックで、効率的に動いているように見えた。 何度も工程の改善を重ねた結果である。 よい改善提案には報奨金も与えられる。 ソフトウェア開発で、そのような報奨金制度のある組織の例を僕は知らない。 プロジェクト管理者は、もっと工程を改善することを もっと大事にとらえ、評価してもいいのではないか。
|