"A" Jam Blues

2005年05月14日(土) 工場見学

きょうは、仕事の一環で、トヨタの工場見学をしてきた。
Just-In-TimeのProduction System、かんばん、自働化、あんどんなど、
有名になっているものを現物で見て、2つのことを考えた。

1.ハードウェアはわかりやすい。

XXのラインがとまっている、今の生産台数が計画の96%、
きょうは0.25時間の残業になりそう、とかいう状況が
リアルタイムで表示されている。
ソフトウェア開発でこんなことはできっこない。

2.品質は工程で作り込む

ラインは、非常にシステマティックで、効率的に動いているように見えた。
何度も工程の改善を重ねた結果である。
よい改善提案には報奨金も与えられる。
ソフトウェア開発で、そのような報奨金制度のある組織の例を僕は知らない。
プロジェクト管理者は、もっと工程を改善することを
もっと大事にとらえ、評価してもいいのではないか。


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