せっかく蛍の時期なので、犬の散歩ついでに見にいきました。
歩いて十分くらいの所にある、昔よくフナを手づかみしようと四苦八苦してた思い出のドブ川。数珠球も採れる。 なにか年々汚く不法投棄のタイヤとかのゴミが増えてるような川ですが、ちゃんとたくさん蛍いた。 久しぶりにみた蛍は、キレイとか言うより先になにか怖かった。 なんだろう。虫、ここにありというのが主張されているせいか。人魂を思わせるからか。 どちらの恐怖かわからねど、一瞬脳のどこかでかすかに「ぅげ!」という声を聞いた気がする。ゴキブリの目は夜光ると言う話を思い出していたせいか。 でもまあ、キレイでした。犬を引っ張り引っ張られての見物だったのであまりみてもいられなかったけど。 柄の悪い男の子が二人、がんがんに音楽かけながら歩いて来たんで、うるさい奴らだと思ってたら、川べりに腰掛けて音消して蛍みてた。わざわざこんなところでデートか。
この辺に蛍が出るという話はついぞ聞かなかったのですが、やはり昨今の風潮にあわせてまわりのたんぼも農薬を減量しているということでしょうか。 去年は見かけなかったらしいのだけども。 この川の上(と言うか横)の森にある神社がなにやら整備中で、山が開かれて道が出来つつあるようなんで、たまに犬連れて行くので山道が歩きやすくなるのは良いけれど、あまり綺麗にしすぎて蛍がいなくなると嫌だなぁ。
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