水巻にタオが来たので見にいきました。
タオの舞台は、「観られてる」というのをバリバリ意識していて、ああ、意識してんなぁと言う感じがする。 手の動きとか、同じリズムでたたくからタイミングが合ってるのじゃなくてマスゲームみたくにきちんと練習してあわせてるんだろうなぁという感じ。 客席から見たときにどう動いたら効果的とか細かく計算して作ってあるので、見習うべき点と言うか参考にすべき点がたくさんあるなぁと思いながら観ました。 太鼓の音は単調になりがちなので、視覚的に工夫するのは大事なのだけども、うちの太鼓はそういうことあまりしないので。まあ、うちのは商業じゃないので比べるなと言う声もあるけれど。
ただ、叩くことよりも魅せようとすることに偏ってるなぁとちょっと思った。 タオの舞台は観てて面白いので好きだったし、今でも好きなんですけど、こう、和太鼓集団というより、太鼓を使ったエンタテイメントの人になろうとしてる感じがちょっと違うかなーと。 うまくいえないけれども、泥臭さを徹底的に排除しようとしているというか、おしゃれな和太鼓を目指しています、みたいな。 重点が太鼓に置かれていない感じがするというか、そのうちに太鼓打ちじゃなくなりそうで。単に「和風」として観たら別に好きなんですけどね。
あ、メンバーの中でも団長の笛が一番「艶!」と言う感じだったのですが、団長交代して笛が3人娘になっていたのでちょっと残念でした。
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