消息






2008年06月12日(木)


 ニセアカシアのあまいにおい、こまかなしろいはなびらがゆびさきに散るほどに湿度はたかく細胞がしみこんであたたかい泥水のなかの夜。楕円のやさしさがそこらへんに纏いついている。うっすらとした、幸福。

 すきなものは沢山あったほうがうれしいし、嫌いなものはなるべく少ないほうがいい。しあわせに生きたい。限定したくない。みんながしあわせであればいいのに、というのは要するにおれもしあわせでありたいからだ。


 
 しあわせのかたちがひとりひとり違うからうまくいかないのだと知っている。



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