2007年04月29日(日) |
何故、身体改造をするのか。 |
それは私にとってのアイデンティティーだから。 分かりやすく言うと身分証明。
最初に身体改造を行ったのはスカリフィケーション(カッティング)。 自傷癖があった私はその卒業式という意味を込めアートとして腕に傷(カッティング)を付けた。
もちろん麻酔は無いしメスでザクザク切られる訳だから痛みは凄いし出血も半端ではない。 それでも私はその行為に生きているんだという実感があった。
今でも精神疾患として治療を受けている私は自分自身を見失うことがある。 その度に身体改造を行う。 痛みを与えることによって、血を流すことによって生きていることを実感させている。
ある意味、自傷行為から抜けていないのではないかと思われがちだが、無駄に傷を付けているのではない。 今はアートとして行っているつもりだ。
もちろんケアを怠ったり健康状態を良い状態に保たないと大変なことになる。 生命に危険を及ぼすことにもなりかねない。 死にたいと思っている人間がマメにケアをするだろうか?
アートとして綺麗に残したい。
その思いが強い為に一生懸命にケアをする。 もう自傷行為では無いと私は思っている。
刺青もボディピアスも自分を飾りたいという一心から行っている。 ボディピアスは綺麗にコーディネートが出来ているが、刺青は統一感が無いけれどね・・・。 それでも刺青に関しては時間を掛けて焦らずに完成させたいという思いが強い。
この私の考えを理解してもらうのは難しいと思う。 無理に分かって欲しいとは思わない。 だって、価値観は人それぞれ違うでしょ?
それでも私の改造に興味がある人には色々と話したいと思う。 自分の心で思っていることを活字や言葉で説明するのは難しいけれど・・・。 それでも、長い間一緒にいてくれれば普段の私を見てもらえれば少しは分かってもらえるのではないかと信じている。
最初から私や改造に興味が無い人は勝手に批判して下さい。 何も言わないし報告もしない。 私は私。我が道を進むのみ。私が生きる為に必要な行為。
それが私が身体改造を行う理由なのだ。
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