さくらの日記

2002年07月05日(金) Mちん

地元の同級生のMちん。

小中学校が一緒だったけど、一度も同じクラスになったことはなし。。。

町内で同じ「子供会」だったから顔を合わせることはあったけど、
人数が多くて少ししか話したことがない子だった。

高校卒業後の夏からはじめたバイト先にいたの、Mちんが。
同年代のバイトが10人くらい。


休憩時間とか、待ち時間に、バイトのみんなで楽しくおしゃべり。
Mちんは、彼氏が出来たばっかりでラブラブ話ばっかり。

「彼ったら、毎日電話くれるのぉ〜。えへっ。」
「彼ったら、私のことすごく束縛するの。うふっ。」
「彼ったら、すごくサッカーが上手なの。あはっ。」
「彼ったら、すごぉ〜く優しいの。んふっ。」

・・・と、こんな感じで、毎日一方的に「彼ったら・・・」って彼の話。

そんなMちんの話を、そのうちみんなは影で「彼ったら攻撃」と言っていた。。。

Mちんは、さんざん「彼ったら攻撃」をして、
1ヵ月後には「このバイト疲れるぅ〜。私もう出来なぁ〜い。」と言って、
すぐに辞めてしまいましたっ。



それ以来、私は会うことも話すこともなかったんだけど、
Mちんの近所に住んでた友達は、今でもMちんと連絡とって会ったりしてるらしい。

数年前に結婚したMちん、今度は、
「うちのダンナったら、毎朝早いのよ。起きるの大変。はぁ〜。」
「うちのダンナったら、また出張なの〜。ふぅ〜。」
「うちのダンナったら、休みの日はずぅ〜っと寝てるかテレビ見てるの。ぶぅ〜。」

・・・と、「彼ったら攻撃」は「うちのダンナったら攻撃」になったようです。。。
ぷっ。



そんなMちんから、突然電話がかかってきたんですよっ。
ちょっとしたことなんだけど、用があって電話をくれたんですっ。

「久しぶり。元気だった?」から始まって、
「今どうしてるの?へぇ〜。」ってなって、
いろいろ用件を聞いて・・・。

その後の話は、
「うちのチビったら、よく泣くのよ。」
「チビったら、元気すぎて大変なの。」
「チビったら、髪の毛が天パーなの。くりんくりんよ。」
「チビったら・・・・」

・・・と、「チビったら攻撃」が数分。。。

チビ=3歳になる子供(男の子)。


話し出したら一方的で、止まらなくなるのがMちん。
そろそろ電話終わらせてもらおうかしら・・・と思った頃、
タイミングよく、電話の向こうで「ギャーギャービィービィー」とチビの声。

そこで「じゃあ、またね〜」と電話終了♪



バイト先で一緒だった頃もよく喋る人だと思ってたけど、
その2倍のスピードですごくよく喋るMちん。

私の知り合いの中で5本の指に入るわねっ、この喋りは。
おみごとっ!


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さくら [HOMEPAGE]

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