雑  感  徒  然 
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ネィム。
2003年09月26日(金)

地震。
被災されたかたの身を心配することしか出来ませんが……。
近頃、大きな地震が多かったからかなんなのか、
「また、どこかで大きな地震があった流れの地震だなぁ……この揺れの感じは……」と、わかるのが、もうなんていうか……。(たぶんゆれかたが違うんだろうね、規模大きいと)
二階の部屋の、自分の身長より高いロフトベッドだから、必要以上に揺れます、寝てると。

原監督辞任。
なんかさぁ…去年の今年で結論つけるのなんて、ひどい……(泣)
原さんが好きとか、嫌いとかじゃないかだけどさ、来年もう一度挽回のチャンスがないと、いくらなんでも可哀想なような……。
「きっと、原氏も、よっぽど心に据えかねたことがあったんだろう……」
と、いうのが、うちの姉弟の意見。

ホークス。
………………本日12回サヨナラっすか……(泣)一点に泣く……。
同点でも、マジックは減ったのになぁ……。
それと、買収先が決まったらしい……。
でも応援し続けます。
好きになるのは、タイミングだろうからなぁ……こういうのは。
やっぱりあのチームが好きらしい。



さってさて、今日の本題は「ネーム」です。
ネームっていうのは、わかるかたは普通にわかるでしょうが、簡単に言えば「設計図」だと思ってください。
『まだ、ネームしてたのか……』という気もするでしょうが、
そうよ。まだやってるのよ……。
先週やっていたネームは、16ページやったところで、全没にしたのです。
で、月曜日にもう一度セリフを全部おこしなおして……コマ割りはじめたのは、さっき……。
前のがどうしてもちらついちゃって、なかなか筆が進まなかったんですよね。
セリフおこしなおし、といっても、別に全部変えるわけではないから(プロット(※これは、ネタとネームの間くらい……私の説明って、わけわからんな)は決まっているのだから)前のをそのまま使えるページも確かにあるわけで。
でも、前のは「没」になったんです。自分で没に出来るくらいだから、それは本当に没なんです。
どこまでいっても、それは人よりも自分自身がなっとく出来ないモノなわけであって、流用したら、たぶんまたダメになるー!!
というわけで、ここ数日間
「とにかく、前のを忘れろ」
「心機一転」
「オールクリア」
を、とにかく心がけるようにしました。
それで、どうにか今日からまた、筆が進むようになったわけです〜な。

私、ネームは鉛筆製のものではなく、だいたいポールペンや水性ペンでガシガシやっていきます。
消してやり直せる素材でやると、いつまでたっても進まないから、嫌、なんですね。
脇目もふらずに(?)一心不乱に進めてけるものでやってくのですが、だからこそ、没になるときは、全没にするっきゃないのよねぇ〜。

でもそのおかけで、今のところ前のより、ずっと納得のコマ割りになってるよ。
話は、六頁目コマ割りしている時点で、前のとあんまり変わっていないんだけど……配分とかも……けど、コマの置き方一つ違うだけでも。見え方全然違うからね、漫画。
セリフの置き方や、セリフの枠内の、行や単語の切り方一つ違うだけでも、全然漫画って違うから。
面白いですよ〜。絶妙な単語の切れかたしているのを見たときとか、やっぱ震えるよ。うん。
セリフ枠が先にあって、その中に言葉埋める……んでなくって、言葉の流れが先にあって、それを枠で囲う、というスタイルのが、自分好み。

たとえば▽

「明日は晴れ」
(絵)

「明日は
 晴れ」
(絵)

「明日は」
(絵を挟む)
「晴れ」

……上記だと、全部印象違うでしょう?やっぱり。
だから、結構セリフの流しかたって、漫画上では重要だと思うのよね……。
漫画描くかたは、たぶん頷いてくれることでしょう。
漫画描かないかた、一度意識して読んでみると、絶対読み方変わると思いますよー!!
芸術的なかたは、本当に芸術的な言葉の置き方をします。言葉のマジシャンです。すごい。
漫画独特の分野ではあると思うんですが。本当に絶妙なバランスのもと、成り立っているものだと。
とあるプロの漫画家のかたも、フリートークで、似たようなことをいってらっしゃったのですが、本当に私もそう思うのであります。

おまけ:去年の今頃の話



阿々島将