403 Forbidden

2005年06月05日(日)

あまりに疲れていた所為か、なんだか眠れないので日記でも書くことにする。

アマゾンで買った戸田誠二の本が届いた。
彼のサイトを初めて見たとき、ある一遍で涙が止まらなかったことがあり、
思わずその感想をメールしたことがあった。
そんな彼が、今は商業誌に連載を持つ身らしい。
なんだか少し遠くへ行ってしまう気もする。

僕は、
彼の書くストーリーは常に万人には「受け入れられないもの」
であって欲しいと思っている。
そこにある痛みが社会全体に蔓延っているとしたら、
それは異常だ。
否、もう既に世界は異常であって、
そして、それにみんな気がついている。

だからどうしたというのだ。
昔僕らは正常な世界にいたというのか?
農民から搾取するだけの世界が?
奴隷がいないと回らない世界が?
戦争の責任を有色人種に擦り付ける世界が?

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彼の絵はそのストーリーとは裏腹に、
光を丁寧に描く。

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その一遍はまだ出版された本には収録されていないようだ。
それは救いでもある。


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