昼過ぎ、貰ったえびせんべいをぼりぼりと食べながら、残った仕事をやっていた。明日は休みなので、明後日始める仕事のために資料を作っておかなくてはならない。台風は結局強い風だけを残して通り抜けたようだ。折角傘も補修して準備万端だったのに。お楽しみは秋雨まで持ち越し。---8月の最後の喧騒の中、僕は君の体に名残を残した。まるで小さな標本を虫ピンで刺すように。多分そんな痕なんてすぐ消えてしまうだろう。僕は代わりに心を差し出すよ。好きにしてくれて構わない。