昨日借りたビデオ(正確にはDVD)の2本目の、 攻殻機動隊を夜寝る前に見ていたらやはり朝が起きられず。 本当は定期の路線で行くと乗り換え無しで楽なのだが、 時間を金で買う感覚でより早く着く路線に乗り換えたので みっともないほどの遅刻は免れた。
行きの電車はフレックス通勤のせいか学生も会社員も少ない。 だが帰りの電車はスーツ姿の会社員だらけだ。 今日も、そうだった。
ここのところもう随分スーツを着ていない。
いま行っている仕事先が客先ということで、 最初はスーツか、或いはそこそこまともな格好をして通っていたのだが、 最近は外に出ての打ち合わせもなくなったので、 楽な格好で行くことにしている。 今日もチノパンに長袖のシャツ、緑色のニットという選択。 30歳の中堅エンジニアなんてそんなものだ。
初めてスーツを作ったのは18歳の時。 大学の入学式にと買ったスーツはそのあと暫くは 何度か遊びで着てたものの、それっきりになってしまった。 肩パットが少し余っていたのを思い出す。
そこそこのスーツが2万円で買える時代。 着なくなったスーツは、暫くはタンスの肥やしとなって 結局は燃えるゴミになってしまう。 服を捨てるというのは勇気がいるのだけれど 捨てるという行為自体が、生きる上で 大事な行為だということを最近再認識した。
そういえば、昨日人から貰ったビデオを捨てた。 僕にとっては革命的なことだった。 手紙、届きました。まだ開封せずに眺めています。
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