403 Forbidden

2004年03月08日(月) スーツ

昨日借りたビデオ(正確にはDVD)の2本目の、
攻殻機動隊を夜寝る前に見ていたらやはり朝が起きられず。
本当は定期の路線で行くと乗り換え無しで楽なのだが、
時間を金で買う感覚でより早く着く路線に乗り換えたので
みっともないほどの遅刻は免れた。

行きの電車はフレックス通勤のせいか学生も会社員も少ない。
だが帰りの電車はスーツ姿の会社員だらけだ。
今日も、そうだった。

ここのところもう随分スーツを着ていない。

いま行っている仕事先が客先ということで、
最初はスーツか、或いはそこそこまともな格好をして通っていたのだが、
最近は外に出ての打ち合わせもなくなったので、
楽な格好で行くことにしている。
今日もチノパンに長袖のシャツ、緑色のニットという選択。
30歳の中堅エンジニアなんてそんなものだ。

初めてスーツを作ったのは18歳の時。
大学の入学式にと買ったスーツはそのあと暫くは
何度か遊びで着てたものの、それっきりになってしまった。
肩パットが少し余っていたのを思い出す。

そこそこのスーツが2万円で買える時代。
着なくなったスーツは、暫くはタンスの肥やしとなって
結局は燃えるゴミになってしまう。
服を捨てるというのは勇気がいるのだけれど
捨てるという行為自体が、生きる上で
大事な行為だということを最近再認識した。

そういえば、昨日人から貰ったビデオを捨てた。
僕にとっては革命的なことだった。
手紙、届きました。まだ開封せずに眺めています。


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