事故。

客先へ行く道を歩いていたら
目の前の交差点で事故。

自転車と車の接触。

自転車に乗っていた人は交差点に投げ出され
横たわっている。
車の運転手が急いで彼のもとへ駆け寄り
「大丈夫ですか!?」と声をかけ携帯で救急車の要請。

放り出された財布からお札が散らばって
風に飛ばされそうだったので
通りかかったおばさんと一緒に拾い
財布とまとめて自転車のカゴに入れてあげた。

近寄ってみると倒れた彼の意識はあり大丈夫な様子。
ただ、倒れた拍子に頭を打ったらしくけっこうな量の血が!!
でも、血をどくどく流しながらも
携帯を取り出しどこかへ電話をしていた。
きっと会社か家にでもかけていたんだろう。

そこへ近くのおじさんが入ってくる。
ラクダの半袖にステテコという
いかにもな下町スタイルのおじさん。
「頭動かしちゃダメだよ」と呆然としているドライバーに言い
「事故だから通れいないよ」といいながら
交差点で他の車の誘導を始めた。

手に持っていたうちわを使って。

しばらく見守っていたが私にできることもなく
現場を仕切るおじさんも現れたし
お客さんの所へ行かないといけなかったのでその場を後にした。
あの青年は無事だったのだろうか?
頭を打ってたみたいだしな・・・。

今回のケースは明らかに自転車の方が悪い。
赤信号を無視して交差点に進入したからだ。
だが、率は10:0にはならない。確実に。
刑事事件にはならないだろうが民事の方はどうなるだろうか・・・。
車のドライバーからしてみたら完全にもらい事故だ。
納得いかないことであろう。
しかも、その車体横には「FedEx」の文字が。
配送途中の車だったに違いない。
この荷物はすべて遅配になってしまうだろう。
早く荷物が届くのを待っている人達もいただろうに。
一台の自転車が赤信号を無視したばかりに多くの人に迷惑がかかる。
事故とは本当に恐ろしい。

みなさんも事故には気を付けよう。



↓過去日記(別名「恥さらし」ともいう(笑))もついでにどーぞ♪
2003年07月13日(日) そして休日は暮れる。
2002年07月13日(土) 来ない。
2001年07月13日(金) 日本の夏は・・・
2004年07月13日(火)

幾瀬の星の煌めき / やまぴぃ

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