見る男。

帰りの電車で一心不乱に携帯メールを打つおねーさん。
まあ、見慣れた光景です。

と、そこにある駅で一人の男が乗ってきました。
今流行りの毛糸の帽子をかぶった
いかにもといった風情のあんちゃんです。

そしてそのあんちゃんはおねーさんの斜め後ろに立つと
じーっとおねーさんの手元を見つめています。
メールを盗み読みしているもよう。

あらあら。

おねーさん読まれてますよ〜。と心の中で声をかけてみるも
まあ、当然のように気が付きませんわな。

電車の中でメールする方が悪いとはいえ
そこまで一生懸命にみなくてもいいんでないのかい?>あんちゃん

とその時あんちゃんの右手が動きました。

あっ!!

その右手に握られていたのものは・・・
携帯だ!!
そのあんちゃんも携帯でメールを打ってたんだ・・・。
どおりで真剣なまなざしで見つめていたはずだ・・・。

どうやらあんちゃんの手元が背の低いおねーさんの頭と重なって
私の方からだとあたかもおねーさんの手元を
覗き込んでるように見えたらしい。

いやー、これは失敬。
おにーさん、君のことをぶしつけな若者だと思ってしまったよ。
許してくれたまえ。










で、無事メールが終わったあんちゃんは
横目でおねーさんの携帯画面をのぞき見。

・・・・っておい!やっぱり見るのかよ!!(ー"ー )



↓過去日記(別名「恥さらし」ともいう(笑))もついでにどーぞ♪
2003年05月18日(日) 梱包。
2002年05月18日(土) 憂鬱な雨の休日はゼビウスのテーマにのせて。
2004年05月18日(火)

幾瀬の星の煌めき / やまぴぃ

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