墓参り。

一般世間でお盆休みって事は
ご先祖様のお墓参りのために休むベー、
ってことだろう。

というわけで、おでんちも墓参りへゴーゴゴー。

うちの場合先祖代々・・・の墓はなく
父と父方の祖母が入ったお墓しかない。
まあ、いろいろとワケアリでこういう形になった。

花を供え、線香に火をつけ、
あちら側の人となった父と祖母に
お茶と父の大好物だったウイスキーを墓前に捧げる。

食べ物のお供えは数年前から
墓地の管理側より自粛を求められている。
カラスによって荒らされるのと
夏場はすぐに腐敗してしまうためだ。
周りは民家が多いので致し方ないとは思うが
好物を供えることもできないとは・・・。

まあ、後片づけする側からすれば
仕事を増やしてくれるなって事なんだろうけど。



父はおでが高校の頃他界してしまった。
生前は厳しくて約束をやぶったり言うことを聞かないと
すぐにぶん殴ってくるような人だったが
それも今では思いでの一つだ。
だから、あの頃はとてつもなく
うざったく感じていた父だったが
この世にいるのといないのだったら
いる方がもう少し楽しかったような気もする。

でも、いたらきっとうざったく感じていただろうな。(笑)
人の心なんてそんなもんだ。

「オヤジ、来たよ」
心の中でそう呼びかけると笑顔が浮かんでくるような気がした。

お経を上げ、今は亡き人たちの霊に頭を垂れている間
どんよりとした曇り空も雨を落とすのを待っていてくれたようだ。
クルマに乗り込み墓地を出るとしばらくしてポツリポツリ。

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一度でいいから一緒に酒を飲んでみたかったな。



↓過去日記(別名「恥さらし」ともいう(笑))もついでにどーぞ♪
2002年08月17日(土) だだちゃマメ。
2003年08月17日(日)

幾瀬の星の煌めき / やまぴぃ

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