開戦。

とうとう米英連合軍対イラクの戦端が開かれた。
この紛争で失われなくてもよい命が
たくさん散っていくことだろう。

何が正義で何が悪なのか?

独裁政治といえば悪い面ばかりが目立つが
そのカリスマと権力によって普通ではできないような改革を
いとも簡単に成し遂げてしまうこともある。
戦国時代の織田信長などは好例だろう。
彼は時代の政治と戦争を変えてしまった。
まあ、信長も本能寺を乗り切り存命していれば
ただの独裁者に成り下がっていたかもしれないが。

独裁者は孤独だ。
孤独故に誰も信じられず
時としてそれは苛烈な弾圧に転じてしまう事もある。
部下ですら容赦ない粛正にさらされる。
そして、さらに孤独を深める。
頼れるのは自分の権力だけだ。
その権力を保つために財力を保持し権力に替えるのだ。

近代の独裁者は国民によって作られることが多い。
カリスマを見つけて為政者に祭り上げるのだ。
何故、民はそんな人物を担ぎ出してしまうのか?
それは、他人が何かしてくれるのを待っていた方が楽だから。
自分が掴み取るより施された方が楽だから。
人とはそんなものだ。
そして、独裁者から搾取されるのもまた、民である。
そういう意味では自業自得といえないこともない。
まあ、だからといって独裁者の横暴が
許されるものでもないが。

さて、イラクはどうなるのであろうか?
できうれば親衛隊あたりにクーデターでも起こしてもらって
フセイン氏には引退をしていただきたいものだが・・・。

そうなると隣の国の独裁者が次は自分の番だと思って
またいろいろと騒ぎ立てるんだろうな・・・。
まあ、現状の南北朝鮮を作ったきっかけも
さかのぼれば戦前に朝鮮を植民地化した日本の責任と
言えないこともないわけだから、
自業自得と言えないこともないな。

歴史は繋がっている。



↓過去日記(別名「恥さらし」ともいう(笑))もついでにどーぞ♪
2003年03月20日(木)

幾瀬の星の煌めき / やまぴぃ

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