ふたたび。

事務所を出て帰路につくと
外はとっぷりと日が暮れていた。

いつもの通りをいつもの道順で帰る。
歩くのは通りの左側だ。

途中で女性を一人追い抜いた。

わりと広い通りを横切り
クルマ2台がすれ違うのがやっとという細い路地へ入る。
黒っぽいクルマがそこへ路駐していた。

向かいから女性が一人歩いてきた。
黒っぽいクルマを通り過ぎて、その女性とすれ違う。
その時、後ろからヘッドライトが差してきた。

すれ違った女性が
「危ないよ」
と私が先ほど追い抜いた女性へ声をかける。
振り向くとその女性は来たクルマを避けるため
路駐していたクルマの方へ身を寄せた。

私もクルマを避けるため、すれ違った女性の歩いていた
通りの右側へ身を寄せる。

そのすぐ先がいつも曲がる郵便局。

小走で右側へ寄った勢いでそのまま郵便局の角を曲がる。

曲がった先はいつもならば街灯で明るいはずなのだが今日は暗い。
漆黒である。

すぐ先にある大通りの向こう側は明るい。
なのにその場所だけ暗黒が支配していた。

その闇へ小走の勢いのまま歩を進める。

足に何かが触れた。
見下ろすとそこに何かがいる気配がある。

漆黒なのにその「何か」の濡れた部分が鈍く光る。

鈍く光ってるのは目や鼻や牙。
漆黒のはずなのにその鈍い光は見える。

アイツだ!

この前来た(6/2日記参照)アイツだ!!

すぐにわかった。

大型犬くらいの大きさだ。

そいつが私に抱きついてきた。
腹の辺りを鼻でぐいぐい押してくる。

犬がじゃれるように。

すごい力だ。

私の腹の中へアイツの鼻先が進入してきた!!



・・・とそこで私は目が覚めた。

夢だった。

腹にずっしりと重い感触が残っていた。
外はまだ暗かった。

クーラーのタイマーはまだ切れていなかったから
寝てから1時間も経ってないはずだ。
なのにイヤな汗をびっしょりかいていた。
私はこの夢を忘れないために
妙なだるさの残る体を起こしてメモをとった。





・・・誰か、この夢の診断をしてくれませんか??(汗)



↓過去日記(別名「恥さらし」ともいう(笑))もついでにどーぞ♪
2002年08月15日(木)

幾瀬の星の煌めき / やまぴぃ

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