| 2006年03月26日(日) ■ | ||
| 変わらぬ愛を誓うよ、けれどもう、愛せない | ||
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悲しい別れをしました。 自分の中でぷつりぷつりと切れていくモノを実感しながら、せめぎあう心をどう誤魔化しても、どうしても、許せなかった。 言葉にして声に出して、自分に言い聞かせても、駄目だった。 悲しい別れをしました。 数年来の片想いでした。 純粋なままの心はもう何処にもなくなった。 理想を押し付けたまま神聖視していました。 ありのままを見ていながらも真実を見ていませんでした。 なんでも許せました。なんでも笑って受け止めました。 イイコちゃんのふりして気に入られたくて、突き放されたら生きていけないだろうと思っていました。 悲しい別れをしました。 どうしても、あれだけ許せたのに、なんでも許せたのに、だけどどうしても許せないことだった。 裏切りじゃない。悪意はない。信じてる。 だけど、やっぱり、許せなかった。 ごめんなさい、ありがとう。 ごめんなさい、ありがとう。 変わらず信じてる。だけどもう元には戻れない。 片思いはもう、終わりにした。 悲しい別れ。純粋な心はもう何処にもない。きっと。 悲しい別れ。春の訪れの前に散った桜。 でも一番悪いのは自分。 現実から目をそむけていた自分。 ありがとう、ごめんなさい。 |