| 2005年07月16日(土) ■ | ||
| 夏目 ― 映画「姑獲鳥の夏」公開初日! ― | ||
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蒸し暑い蒸し暑い蒸し暑い、一日でしたね。 建物内に引きこもっていたので早々感じることはなかったですが…それでも少しでも出ると「うへえ」って感じです。 えーと、観てきました「姑獲鳥の夏」。 感想を書こうかどうか、すごく悩んだんですが…やっぱり書くことにします。 以下ネタバレ反転。 「これから観る!」「監督大好き!」「あれ最高だったよね!」とかいう類の方はご注意下さい。以下のコメントはあくまで、夏目の意見ですので…苦情は受け付けかねます。 「嗤う伊右衛門」の映画化が素晴らしかっただけに、今回は本当にかたまりました。いや、でも、まさかこれほどとは思わなかったんだけど…。ちょっとは期待していた自分がいたんだけど…CMはひどく面白かったので、それなりにやっぱり期待していたのだけど…(溜息) ヨカッタとこ(作品の流れとはゴチャゴチャで行きます。思い出すままに) 1.冒頭で京極堂が喋る喋る喋る。関口君はひたすら聞き役に徹し、反論しようとしても京極堂が喋らせない。そこは可愛かった。「君の言いたいことはわかっているよ」とか言って喋らせず、ひたすら「知覚」の話をしていた。秀吉の話は出てくるけど関口君の話は出てこなかった。 2.内藤はイメージ通りにイッちゃっていてよかった。あの人の演技は凄いなあって思った。あれこそ精神病ダヨネ。目の演技がとにかく凄くてですねえ、ホントに納得した。感嘆の溜息が出た。 3.久遠寺母の演技は、やはりさすがに古株の女優だけあって素晴らしかった。美しく見事な母を演じていらっしゃいまして、あの久遠寺の一家の中で一番素晴らしかった。いやいや寧ろ今回の映画の中で一番ですね! 4.京極さんの出演。はじめは何処に出ているのかさっぱりわからなくて、正面の顔を観て「あ?あ!ああ!!泉田、京極さんだよこれ!」「え、あ、ほんとだ」みたいな感じでした。具合悪そうな顔してたなあ(笑) 5.武蔵晴明神社で寝転ぶ京極堂と、入れてくれお願いだから祓ってくれと懇願する関口君。結局、関口君の泣きが入って仕方なく京極堂が出て行くっていうのは、そのまま描かれていたのでよかった。寝転ぶ堤さんのケツがプリティ…v 6.関口宅、京極宅の間取り。小説を書く時に具体的にイメージできなくて結構困っていたので、映像化されてわかりやすく整理できたよかった…できるならパンフに書いてほしかったけど、ないので脳みそに焼き付ける。京極堂宅はデカイ。広い。凄い。 7.最後に四人揃うシーンが、わざわざ関口君を追いかけにきたんだろうか…と考えると可愛くて仕方がない。でも、千鶴子さんを出迎えに行ったのならなおのこと愛らしい…素敵。 8.「愛想つかされたのかい?」と言われて妙に動揺する京極堂にむねきゅん。「き、君でさえ大丈夫なのにそんなことあるわけない」とか言ってる。 9.途中、「まるで別の男と会っているのに嫉妬しているようだ…」と思わせる京関シーンがあるので要チェック。勿論京極堂の台詞です。 これくらいかなあ。もっとあるかも知れないけど、思いつくのは今のとここれ…その他はほとんどなぁ。 「特撮。しかも、仮面ライダーじゃないの、ウルトラマン」っていうのがはじめの感想です。京極さんは好きなんじゃあないかしら、こういうニセモノっぽい感じ。でもね、これを二時間もやられたら飽きるって…。 だらだらとした感が残りますねえ。やっぱりはじめのほうはだらけてる。でも謎解きのときも盛り上がりが…BGMがやけに煩かった印象しかないかも。 セットがやっぱり大変だったんだろうけど、ある一定の位置しか映されなかったので…違和感ありますよう。関口君がもっと一生懸命探しているはずなのに。 榎木津がやけに弱弱しかったですね…物置部屋に入って梗子さんを見て倒れこむなんて…クラッシャーキングなのに。なんなの。どうしてなの。 そういえば関口君のフットワークがやけに軽かったのも気になるなあ(笑) 原作読まないと絶対にわからない内容だと思う。何故関口君じゃなきゃいけなかったのか、とか。何故、関口君が鬱になったのか、とか。中禅寺や関口の過去と、木場君と榎木津の関係とか。あっちゃんとか、和虎とか。 パンフに書いてあることは書いてあるけど、内容に現れてなければ意味がないと思うんですよね。 「原作読んだ人以外が見たら、絶対につまらない」と思った映画でした。 二度三度見たいとか言ってましたけど、もうそんな気もなくて…。指定以外の映画館では前売り券使えなかったみたいなので、そのまま残っちゃったよ…どうしよコレ。 そういえば、やけに榎木津の目の説明を詳しくしていたのだけど、京極堂の説明は全くしてなかったなあ…。関口君のことも。 主人公は一体誰?って感じ。やっぱ京極堂かね。原作に忠実なら今回は関口君が出張ってきてるのも頷けるけど、次回作があるなら次回作は目立たないんだろうしね。 それにしても本当に次回作はあるんだろうか…このまま人気絶対に出ないと思う。打ち切りかな。うぶめでこれなら魍魎は無理だろ。 敦子がね、関口君を怒鳴って怒るの。有り得ないよね。あっちゃんそんなキャラじゃないよ。ねぇ、ホントにやめてくれよ! 榎木津がね、ただの性格の悪い男なの。榎さんそんなキャラじゃないよ。ねぇ、ホントに勘弁してくれよ! 関口君がね、ひたすら滑舌よく喋ってるの。関君そんなキャラじゃないよ。ねぇ、ホントにどうにかしてくれよ! 木場君がね、ただの男なの、男気とか何もないの。演技下手なの有り得ないの。木場君そんなキャラじゃないよ。ねぇ、ホントにいっぺん顔洗って出直せってマジで! ホンットに、その辺りは終始言ってました。 あっちゃんは生意気すぎて可愛くないの。関口君のこともっと甘やかさなきゃ駄目だし、そんなキャンキャン煩い娘さんじゃないのに。ほんともう!なんなの。 榎木津なんて破天荒な性格っていうか、ただ態度でかくて性格悪いだけでさあ…あの独特の明るさが全くないの。だからただ性格悪い、ってだけ。有り得なーいー。怒るよほんとに怒ってるけど!それにしても映画版では一切「榎木津美形」とは言わなかったな…言えないのか……あまりに原作と程遠いから…。 関口君は一度も赤面症とか失語症とか発症しなかった…京子を前でも涼子を前でも一度も。普通の男だった…吃音もなかったし。どっちかっていうと中禅寺君のほうがドモリが多いと思う…。関口君は常に体が傾いてるだけで、それもそれで違和感ありすぎる…あれは猫背の演出なの? 木場君はマジで褒める点もなければ貶す点しかないよう状態…しょうがないんだけどね、別に俳優さんでもないし?でもね、パンフのコメントでね「木場はおいしい役。台詞少ないけど出番多い。原作読んでない」とか書かれると、舐 め て ン の ? 馬 鹿 に し て ん の ? とキレたい。そんなふやけた演技するなら出るなー!!「関西出身の俺にしては江戸っ子を頑張った。自慢したい」とか抜かしてやがりますけど ど こ か だ よ ! 全 く 以 て 違 う よ ! お 前 、 江 戸 っ 子 を な ん だ と 思 っ て ん だ こ の 軟 弱 男 が !! とまたもキレたい。だってこの人がやる木場君は軟弱すぎて軟弱すぎて。渋みも男気も男らしさとか魅力がない!むかつく!ミスキャストにもほどがある…! 言いたいことはいっぱいあるんだけどさーあるんだけどね、ホントにね。 楽しみにしていてこれかーって…。ついこの間、Zを見て面白かったばかりだからなおのこと。「わらう」が面白かったから更に…。 ……まぁね、これもありなんじゃあないかなとは思います。原作を抜きに考えればある意味斬新だし。 でもねえ、原作引きずらないのは無理だし、原作読んでないとわからないのも事実だし、だからやっぱりあれなんですよね…。 面白いと感じるのはその人の感性なので、元から否定的だった夏目はこういう感想しか出ないのも無理はないって感じですか。面白いと見れば面白いのかもしれない。 見る人によって変わるかな。 きっと夏目のような意見のほうが少ないのかしら…。 それにしても、年齢層が高かったなあ…。 最後の最後までお見逃しなく!と言いたくないけど言っておこうかなあ…。夏目的には一番最後はおいしすぎる。 種はまだ見てないので明日ー。 帰りは泉田を誘ってうちの母と母の同僚の男の人とカレーを食べました。 うまうま。 ではでは。 本日はこれにて失礼。 |